M2ドライバーを計測評価したので、
レビュー・口コミを紹介します
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約1万円前後からお求めやすい価格で手に入る名器M2ドライバー。
そのコスパの良さから気になっている方も見えるでしょう。
しかし、
『M2ドライバ―が向いている人は?』『16年モデルと17年モデルの違いは?』といった疑問があると思います。
まず、上記の疑問にお答えすると
『M2ドライバ―が向いている人は?』
→16年17年モデル共にトータルバランスよいクラブの為、万人受けするクラブ。
『16年モデルと17年モデルの違いは?』
→大きな違いは『つかまり』が違い、16年モデルはつかまりニュートラル。17年モデルはつかまり控え目。
この記事を読めば、結論に至った理由やM2ドライバ―のクラブ性能を分かりやすく解説します。
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M2ドライバーが向いている人
上記の結論から、
16年・17年モデルそれぞれの向いている人と向いていない人は以下の様になります。
以上の様に、M2は16年モデル(初代)と17年モデル(二代目)で少しクラブ特性が違います。
その為、各モデルでユーザー層も分かれるでしょう。
M2ドライバーを検討中の方は、違いを知った上でクラブ選びする事をオススメします。
2016年と2017年の違いについて+試打評価の比較
16年モデルと17年モデルの違いと評価結果についてご紹介します
16年モデルと17年モデルの違いは結論からお伝えすると、
『つかまり具合が違うだけでそれ以外はほぼ同じでしょう』
- 16年モデル:つかまりはニュートラル
- 17年モデル:オープンフェイスでつかまりが少し抑えられている
▼2016モデル(初代)の試打結果▼
総合評価:8.4点
- 飛距離:8点
- つかまり:8点
- 安定性:8点
- 上がりやすさ:9点
- 直進性:8点
- 打感・打音:8点
- 構えやすさ:9点
- デザイン:8点
▼2017モデル(二代目)の試打結果▼
総合評価:8.1点
- 飛距離:8点
- つかまり:6点
- 安定性:8点
- 上がりやすさ:9点
- 直進性:8点
- 打感・打音:8点
- 構えやすさ:9点
- デザイン:8点
2016年モデルの総合評価の結果は、10点中8.4点といった評価です。
2017年モデルの総合評価の結果は、10点中8.1点といった評価です。
以上の様に、16年(初代)と17年(二代目)の両方とも完成度の高いクラブといった評価。
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M2ドライバーの計測データ
それではM2ドライバーの計測データをお伝えします
▼2016年モデル計測データ▼
▼2016年モデル平均データ▼
ヘッドスピード(m/s) | 40 |
ボールスピード(m/s) | 58.2 |
スマッシュファクター | 1.4 |
打ち出し角度(°) | 15.4 |
打ち出し方向(°) | -0.1(中央) |
バックスピン(rpm) | 2152 |
サイドスピン(rpm) | 214(左回転) |
スピン軸の傾き(°) | 7(左方向) |
最高到達点(yd) | 26 |
センターからのブレ(yd) | 7.5(左方向) |
キャリー(yd) | 200 |
総距離(yd) | 221 |
▼2016年モデル計測データ▼
▼2017年モデル平均データ▼
ヘッドスピード(m/s) | 41 |
ボールスピード(m/s) | 58.9 |
スマッシュファクター | 1.38 |
打ち出し角度(°) | 15.6 |
打ち出し方向(°) | -2(右方向) |
バックスピン(rpm) | 2534 |
サイドスピン(rpm) | 243(右方向) |
スピン軸の傾き(°) | 3(右方向) |
最高到達点(yd) | 26 |
センターからのブレ(yd) | 10.4(右方向) |
キャリー(yd) | 202 |
総距離(yd) | 221 |
計測データは以上の様になってます。
ヘッドスピードは16年は40m/s・17年は41m/s、ボールスピードは16年は58.2m/s・17年は58.9m/sで、比較しても大差はありません。
また、スマッシュファクターも16年は1.4で17年は1.38で、条件もほぼ同じです。
では、続いて各データ項目を見ていきます。
飛距離
※レジボール補正なし
コースボールであれば計測結果より約10%程度飛距離が伸びるとされています。
▼16年モデル▼
飛距離を見てみると、最大飛距離は234yd・平均キャリーは200yd・平均総距離は221ydになります。
コースボールで想定すると、最大飛距離257yd・平均キャリー220yd・平均総距離243ydでしょう。
▼17年モデル▼
飛距離を見てみると、最大飛距離は245yd・平均キャリーは202yd・平均総距離は221ydになります。
コースボールで想定すると、最大飛距離269yd・平均キャリー222yd・平均総距離243ydでしょう。
結果は両モデルを比較して飛距離性能は良くほぼ同等、ただし一発の飛びは17年モデル(二代目)に軍配が上がりました。
弾道イメージ(つかまり・直進性)
結論として弾道イメージは
16年モデルはニュートラルで左右どちらの球筋も打ちやすい。
17年モデルは若干つかまりが抑えら右の球筋が出やすい。
◆スライス
▼16年モデル▼
▼17年モデル▼
◆ドロー
▼16年モデル▼
▼17年モデル▼
上記の様に、
16年はまんべんなく、左右のエリアに着弾。
17年は弾道の約60%が右方向に着弾。
サイドスピン量を見ても、
16年は平均214rpmで左回転方向が少し多い測定結果になりました。
17年は平均243rpmで右回転方向が少し多い測定結果になりました。
以上から
16年モデルは左右どちらの球筋を打ち分けたい方にオススメ。
しかし、クラブで左右どちらかのミスを限定したい方には不向きと言えるでしょう。
17年モデルは少しオープンフェイスの為、フッカーや右ミスに限定したいフェーダーにオススメ。
しかし、右が怖い重度のスライサーやストレートを持ち球にしたい方は不向きでしょう。
球の上がりやすさ
次に球の上がりやすさですが、上がりやすさを評価する『打ち出し角度』『ピーク時の高さ』を見てみます。
基準:一般男性ヘッドスピードに近いUSLPGAプロの最高到達点25yd
▼16年モデル▼
平均打ち出し角度は15.4°で、最高到達点は26ydです。
▼17年モデル▼
平均打ち出し角度は15.6°で、最高到達点は26ydです。
以上の様に両モデルを比較しても、球の上がりやすさは差がありません。
そして、両モデルも最高到達点が26ydなので、どちらも球が上がりやすいでしょう。
打感・打音
打感・打音としては、さすが名器M2です!
打感が柔らかくボールを捉えて操作できる打感を味わえます。
◆打感
芯を食った時は『柔らかい、厚みがある』印象で、芯を外しても極端に硬さを感じる事はありません。
◆打音
「バコッ」といった打音で、好みが分かれそうな打音でした。
\M2ドライバー試打動画はこちら/
※現在はM2ドライバーは販売が終了されており、新品購入は出来ません。
構えやすさ
構えやすさについては、
両モデルとも構えやすく、良いイメージを持ってスイング出来るでしょう!
▼16年モデル▼
▼17年モデル▼
上から見た構えた見え方はこの様な感じ。
ヘッドのシェイプも綺麗でネックのつながりも良く、上級者の方も気持ちよく構えれるでしょう!
▼16年モデル▼
▼17モデル▼
ボールを置いた時の構えた感じはこの様な見え方。
フェース面がスクエアで、弾道のイメージがしやすく印象を受け打ちやすいです。
デザイン
▼16年モデル▼
▼17モデル▼
16年モデルのデザインでソールは、黒を基調にゴールドをポイントに装飾され、とてもかっこいいデザイン。
クラウンは白と黒でセパレートされたデザインとなっています。
この効果により構えやすさと始動イメージの向上につながっているそうです。
17年モデルのデザインでソールは、黒を基調にライトグリーンをポイントを施されたデザイン。
クラウンは2016年と同様です。
\グラファイト・コンポジット”搭載、飛距離と寛容性が両立したシリーズが登場! M2ドライバー/
他クラブとの比較マップ
M2ドライバ―初代・二代目を他クラブと比較した結果は、
初代:同社のSIM2MAXよりややつかまりを抑えたイメージです。
ドライバーマップの位置は中央よりやや上の位置で、やや高弾道でややつかまるポジション。
二代目:初代の弾道は同じ位置でつかまりをかなり抑えたイメージです。
ドライバーマップの位置としては左上の位置でやや高弾道でつかまりを抑えたポジション。
M2ドライバーの一般ユーザー口コミ
こちらでは一般ユーザーのM2ドライバー口コミを紹介します
2010年代当時の口コミで、現在の口コミではない事をご承知おきください。
結論としては、両モデルとも完成度が『飛距離』『方向性』『上がりやすさ』その他で良い口コミが多いです。
悪い口コミでは17年モデルはオープンフェイスの為、スライスが出るといった意見が寄せられてのが印象的でした。
▼16年(初代)モデルの良い口コミ▼
ロフト:10.5
シャフト:純正
シャフトフレックス:SR
ゴルファータイプ:エンジョイ
平均スコア:101~110
ヘッドスピード:39~42m/s
平均飛距離:201~220yd
持ち球:フェード
弾道高さ:普通■全体的な感想
口コミ・評価|M2 ドライバー TM1-216(ドライバー)|TaylorMade(テーラーメイド)(0000495239) (golfdigest.co.jp)
THE XXIO 2008 R からの買い替えです。
スクールに通いはじめ、HSが上がったことからいくつか試打をしたなか、917D2にも心を惹かれたのですが、M2のお手頃感に購入。
長く使うことが出来そうで、自分のレベルが上がった時はシャフトの交換で対応して行きたいと思えるクラブです。
■デザイン
構えやすく、安心感があります。 フェース面との境目の塗装が若干剥げやすいかもしれません。
■飛距離
安定して距離が出るようになり、強風でも負けない球が打てます。
平均して10ydは伸びた感じです。
■打感 打音、打感は気持ちいいです。
ただ、打ち損じでも手に残る打感に極端な違いはないので、普段の練習で屋内が多く、球筋のわからない方にはあまり良くないかも。
■方向性
横回転が減り、スライスが軽いフェードになったように思います。
直近でフェアウェイキープ率が50%だったので、狭いフェアウェイでも臆することなく振っていけました。
■弾道高さ
以前までが11.5度を使っていたため、評判ほど高い感じはしませんが、吹け上がるということもありません。
▼16年(初代)モデルの悪い口コミ▼
ロフト:10.5
シャフトフレックス:R
ゴルファータイプ:エンジョイ
平均スコア:93~100
ヘッドスピード:39~42m/s
平均飛距離:201~220yd
持ち球:ストレート
弾道高さ:普通グローレ(2014)から買い替えです。まだ慣れないせいか、左右にぶれます。
口コミ・評価|M2 ドライバー TM1-216(ドライバー)|TaylorMade(テーラーメイド)(0000495239)(2ページ目) (golfdigest.co.jp)
両方とも純正シャフトですが、少し短くなった分、振り切れそうです。
GDOの口コミサイトで16年モデルの満足度は5点中4.3点と高評価です。
良い口コミでは、『飛距離が伸びました』『優しい』『ちょうど良いつかまり具合』といった意見。
次に、悪い口コミは『打音が気に入らない』『左右にブレる』『楽しくない』といった意見もありました。
全体的な口コミとして8割~9割くらいの方は良い口コミで残りがあまり良くない口コミでした。
▼17年(二代目)モデルの良い口コミ▼
ロフト:10.5
シャフト:TM1-217
シャフトフレックス:SR
ゴルファータイプ:エンジョイ
平均スコア:101~110
ヘッドスピード:39~42m/s
平均飛距離:221~240yd
持ち球:ドロー
弾道高さ:普通■全体的な感想
口コミ・評価|M2 ドライバー TM1-217 2017年モデル(ドライバー)|TaylorMade(テーラーメイド)(0000520407)(5ページ目) (golfdigest.co.jp)
Callaway Big Bertha Beta → GLOIRE F2 → YAMAHA UD+2 → Callaway GBB EPIC STAR と遍歴を重ね、ついにM2にたどり着きました。
ずいぶん遠回りをした気分です。
M2はとにかくサイドスピンが少なく、曲りません。
フェアウエイキープ率が格段に向上しました。
■デザイン
フェアウエイウッドがもともとM2でしたので、デザインには全く違和感がないばかりではなく、安心感があります。
■飛距離
UD+2 や GBB EPIC STAR の方が飛距離は出ていたと思いますが、M2の飛距離が出ないわけではありません。
■打感
カキーンという金属音は違和感はありません。
むしろ、GBB EPIC STAR のベシッという打音の方が慣れるのに少し時間がかかりました。
打感はボール次第だと思いますが、普通ではないでしょうか?
■方向性
これがM2の特徴の最たるもので、他のドライバーと比べて格段に直進性があります。
ただ、FTCのスタンダードポジションは若干スライス系(オープンフェイス)ですので、わたしは+0.75Uに調整しています。
■弾道高さ もし難点を言えば、高く上がりすぎる気がします。
ただロフトを +0.75 にしているので仕方がないかもしれません。
▼17年モデル(二代目)の悪い口コミ▼
少しインサイドから振ると、プッシュアウト気味の球が出やすいような気がする。
口コミ・評価|M2 ドライバー TM1-217 2017年モデル(ドライバー)|TaylorMade(テーラーメイド)(0000520407)(6ページ目) (golfdigest.co.jp)
左には確かに行きづらいが、プッシュアウト気味の球が簡単に出やすい感じ。
そして、強振するとドロー気味の球になる。 加減が微妙かな。
GDOの口コミサイトで17年モデルの満足度は5点中4.5点と高評価です。
良い口コミでは、『飛ぶ』『方向性が安定する』『高さが出る』といった意見。
次に、悪い口コミは『オープンフェイスでスライスが出る』『飛距離が伸びない』といった意見もありました。
こちらも全体的な口コミとして8割~9割くらいの方は良い口コミで残りがあまり良くない口コミでした。
クラブ情報
続いてヘッド・シャフトのクラブ情報をお伝えします
▼ヘッドテクノロジー▼
◆16年モデル(初代)
■グラファイト・コンポジット&流線型クラウン
『M1 ドライバー』同様に、グラファイト・コンポジット・クラウンを採用しヘッドの軽量化に成功。
『M1 ドライバー』では、余剰重量を T トラック・システムに採用したのに対し、『M2 ドライバー』では、余剰重量をヘッドの低い位置に配置することで、フェース面上の重心を下げ、飛距離性能とヘッドの寛容性を高めました。
さらに、流線型クラウンによりヘッドの空気抵抗を抑制し、ヘッドスピードとボール初速アップに貢献します。
■M2 専用スピードポケット&ICT
M2 専用設計の大型スピードポケットにより、フェース下部の柔軟性を高め、ICT(インバーテッド・コーン・テクノロジー)が、オフセンターヒット時でも安定した飛距離を提供。
スイートエリアを拡大させ、MOI 値(慣性モーメント)をさらに向上、高い寛容性と安定した飛距離を両立します。
■巨大なスイートエリア
低い重心位置、ICT、スピードポケットにより、巨大なスイートエリアが生み出され、従来品と比べ
フェース面上の広いエリアにおいて、直進性と高い飛距離性能を発揮します。
■ロフトスリーブ
ロフトスリーブは、計 12 ポジション、±2°の調整が可能
▼シャフト▼
▼クラブスペック▼
※M2シリーズ公式報道資料から引用
◆17年モデル(2代目)
すべてが、パワフル。進化したマルチマテリアル構造の採用で飛距離と寛容性が高まった新 M2 ドライバー
ソールやトゥ側デザインに採用した「ジオコースティック・デザイン」によりフェースを大型化し高い寛容性を実現、サウンドリブが打音をコントロール
- チタン部分とグラファイト・コンポジット部分がともに進化したマルチマテリアル構造
- 新開発スピードポケットにより前作よりも反発力が向上、高弾道低スピンで飛ばせる
▼シャフト&グリップ▼
▼クラブスペック▼
まとめ
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事は『テーラーメイドM2ドライバー』の計測評価・口コミ記事でした。
M2ドライバーは言わずもがなの名器!
あのタイガーウッズも使用していたモデルで、タイガーの全盛期を見ていた世代にとっては一度は使ってみたいクラブと思います。
憧れだけでなく、今なお現役で使用できる名器であり、中古でお求めやすい価格の為、皆さんも是非 検討してみては如何でしょうか。
最後に、M2・M4ウッドの比較記事とユーティリティの比較記事もありますので、併せて読んでいただけると幸いです。
M2 VS M4 フェアウェイウッドを徹底比較!試打評価した結果
M2 VS M4 レスキューを徹底比較!試打・口コミまとめの結果
以上、ありがとうございましたー!
\グラファイト・コンポジット”搭載、飛距離と寛容性が両立したシリーズが登場! !M2ドライバー/
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