タイトリストT150アイアンを試打したので、T150がどんな方向けか試打レビューします。
今回は上記の様な方に向けた『タイトリストT150アイアン』の試打・評価記事になります。
クラブ選びの参考になりますので、是非読んでみてくださいね。
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試打評価・口コミのT150について結論
先に結論からお伝えすると、
『アスリートモデルでは少し飛んで球を上げてくれる完成度の高い優しいアイアン』
アスリートモデルの優しいアイアンでは完成形と言っても過言では無いくらい出来の良さ!
ただし、アベレージゴルファーや初心者の方にとっては難しさを感じるのでオススメできません。
では、試打計測して感じたオススメする人・しない人をお伝えします。
タイトリストT150アイアンの試打評価
ヒポがタイトリストT150の試打した率直な評価です。
総合平均点:8.8点
- 飛距離:8点
- 捕まり:8点
- 安定性:9点
- 上がりやすさ:10点
- 直進性:7点
- 打感・打音:7点
- 構えやすさ:9点
- デザイン:10点
T150アイアンの総合評価の結果は、10点中8.8点といった高評価でした。
全体を通して印象に残ったのは、
T150はアスリートモデルとしては、つかまりも良く、飛距離・高さもしっかり出る、完成度の高いクラブ。
また、中級者でも優しさは感じれるでしょう。
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タイトリストT150アイアンの計測データ
続いては実際の試打データを見てみましょう。
▼計測データ▼
▼平均データ▼
ヘッドスピード(m/s) | 39.9 |
ボールスピード(m/s) | 44.5 |
スマッシュファクター | 1.2 |
打ち出し角度(°) | 18.7 |
打ち出し方向(°) | 1.3 |
バックスピン(rpm) | 7290 |
サイドスピン(rpm) | 628(左方向) |
スピン軸の傾き(°) | 5.2(左方向) |
最高到達点(yd) | 26 |
センターからのブレ(yd) | 2.6(左方向) |
キャリー(yd) | 124 |
総距離(yd) | 130 |
計測データは以上です。
平均ヘッドスピードは39.9m/sでボールスピードは44.5m/sです。
また、スマッシュファクターも1.3で、アマチュアが参考に出来る数値と言えるでしょう。
では、続いて各データ項目を見ていきます。
飛距離
飛距離の結論として、『ロフトなりに0.5番手は確実に飛びます』
まず、ボール初速が44.5m/sで十分初速が出てます。
また、飛距離を見てみると、最大飛距離は142yd・平均キャリーは124yd・平均総距離は130ydになります。
コースボールで想定すると、最大飛距離156.2yd・平均キャリー136yd・平均総距離143ydでしょう。
※レジボール補正なし
コースボールであれば計測結果より約10%程度飛距離が伸びるとされています。
弾道イメージ(つかまり・直進性)
結論として弾道イメージは高弾道でややつかまりが良いですが、左右どちらの球筋は打てます。
直進性は低めですが、その代わりマイルドに操作性があるでしょう。
その為、ミスにはそれなりに反応するクラブ。
ただし、左右のミスショットは、
右ミスでは、スライスではなくプッシュストレートが全体的に多く。
左ミスはフックが出るといった試打結果でした。
◆フック
◆ドロー
◆プッシュストレート
上記の様に、
T150アイアンは左右両サイドに偏りなく着弾。
この結果からも左右の弾道はニュートラルもしくは若干ドロー設計です。
その為、左右どちらにも球筋を操っていきたい操作性を重視する中・上級者向けと言えるでしょう。
球の上がりやすさ
次に、球の上がりやすさですが、上がりやすさを評価する『打ち出し角度』『ピーク時の高さ』を見てみます。
平均打ち出し角度は18.7°で、最高到達点は26ydです。
(一般男性ヘッドスピードに近いUSLPGAプロの最高到達点26yd)
以上の事から、球が上がりやすい事が分かります。
試打して感じた率直な感想として、
球の高さが出玉からとても高いので、競技等の速くて硬いグリーンでも止まるでしょう。
また、弾道イメージは出玉からボールが高く上がっていく、今どきのクラブの弾道でした。
打感・打音
打感・打音はT200と比較すると、
かなりの差が有り、柔らかさや打感の厚み、打音も上級者も納得の音で、さすがタイトリストと感じました。
◆打感
芯を食った時は『柔らかくフェース面を感じる分厚い打感』があり、芯を外した時でも極端に硬さを感じる事はありません。
◆打音
打音も良く、上級者も納得する打音といった印象。
\T150アイアン試打動画はこちら/
構えやすさ
上から見た構えた見え方はこの様な印象。
アスリート系アイアン為、トップブレードの肉厚もすっきりの為、構えやすいと感じました。
逆に、厚みがなくて安心感を欲しくなる方もいるでしょう。
ボールを置いた時の構えた感じはこの様な見え方。
ストレートネックの為、操作性の高さを感じさせます
また、T100と比較すると少しだけシャープさが薄れます。
デザイン
バックフェースは、タイトリストロゴ・モデル名が施されシンプルかつ洗練されたデザイン。
デザイン性の高さはさすがタイトリストです。
また、前作はバックフェースの詰め物が目立ち、デザイン性が損なわれていましたが、今作はそれもなく更にすっきり。
間違いなく『かっこいいアイアン』で持っているだけテンションが上がる所有欲を満たしてくれるアイアンでしょう!
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クラブ情報
続いてヘッド・シャフトのクラブ情報をお伝えします
▼ヘッドテクノロジー▼
◆打感と一貫性がさらに向上
マッスルチャンネルをフェースに近づけ、ボールスピード向上とソリッドな打感を実現。
高精度CNCミルドフェースが最高レベルの安定性を生み出します。
◆最新のツアープロファイル
さらに安心感を与えるヘッド形状になるよう、厚めのトップブレードとプロファイル(輪郭)を採用。
ツアーアイアンのシャープな外観をキープしたまま許容性と安心感をアップさせます。
◆ソールの抜けが大きく向上
ツアープレーヤーのフィードバックとボーケイウェッジの開発チームとの連携によって、ソールのトレーリングエッジをよりスムーズにデザイン。
インパクトエリアでの地面抵抗を減らし、素早い抜けをサポートします。
◆弾道を最適化する高密度タングステン
D18高密度タングステンと航空産業で採用される最新のロウ付けプロセスによって、ヘッドパーツの溶接点を無くすことで、より精密な重心設計を実現。
さらに高い慣性モーメントと最適なインパクト条件をプレーヤーに提供します。
▼クラブスペック▼
IRON | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | P | W | W2 | W3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
T150 | — | 22° | 25° | 28° | 32° | 36° | 40° | 44° | 48° | — | — |
ライ角 | 61° | 61.5° | 62° | 62.5° | 63° | 63.5° | 64° | 64° | 64° | 64° | 64° |
クラブ長さ | 39.00″ | 38.50″ | 38.00″ | 37.50″ | 37.00″ | 36.50″ | 36.00″ | 35.75″ | 35.50″ | 35.50″ * | 35.00″ |
▼シャフトスペック▼
N.S.PRO MODUS3 TOUR 120
フレックス | 重さ | トルク | キックポイント | スイングウェイト | クラブ重量 |
S | 114g | 1.7 | 中調子 | D2.5 | #5:約412g #7:約425g |
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
フレックス | 重さ | トルク | キックポイント | スイングウェイト | クラブ重量 |
S | 106.5g | 1.7 | 手元調子 | D1.5 | #5:約403g #7:約417g |
▼グリップ▼
口径 | 重さ |
M60 | 50g |
\更に詳細はタイトリスト公式サイトをチェック/
タイトリストT150(2023)の一般ユーザー口コミ
こちらでは一般ユーザーのT150口コミを紹介します
▼良い口コミ▼
シャフト:MODUS3 TOUR 105
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000715001/reviews
シャフトフレックス:S
ゴルファータイプ:アスリート
平均スコア:73~82 ヘッドスピード:43~46m/s
平均飛距離:241~260yd 持ち球:ドロー
弾道高さ:高い
■全体的な感想 5番アイアンが意外にやさしくてよく飛びます。ロングアイアンが苦手な人にはオススメかも。
■デザイン 最高です。
■飛距離 よく飛びます。番手間の距離がしっかりと確保できる。
■打感 柔らかいが、7から上がちょっとスポンジみたいな感触が気になる。
■方向性 まあまあです。中級以上の腕は必要かも。
■弾道高さ 高め。
シャフト:モーダス120
シャフトフレックス:S
ゴルファータイプ:セミアスリート
平均スコア:83~92
ヘッドスピード:47~50m/s
平均飛距離:261~280yd
持ち球:フェード
弾道高さ:普通見た目かっこいいし、打感いいし、抜けも抜群! コントロールしやすい、球が高くスピンも凄い!
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000715001/reviews
飛距離はそこそこですが・・・ 前作の100sより打ちやすく感じました。
試打してあんまりにも良いので即購入してしまいました。
悩むのはT200とT150ですかね。
▼悪い口コミ▼
シャフト:ダイナミックゴールドs200
シャフトフレックス:S
ゴルファータイプ:セミアスリート
平均スコア:93~100
ヘッドスピード:43~46m/s
平均飛距離:241~260yd
持ち球:フェード
弾道高さ:普通t350以外Tシリーズ全てGCクワッドにて試打を行いました。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000715001/reviews?p=2
t100はいい球出ますがt150はまともに当たりませんでした。
フィッターさんからも言われましたが、今作ではt100は打ててもt150は 当たらないという現象が多発しているようです。(重心位置の特性の違いからくる現象とかなんとか。。。)
打ち手を選ぶようです。
注:シャフトはt100もt150も同じものでの試打です。
ちなみにt200は最高でした。
求めていた飛距離がt100では得られないのでt200即決でした。
※GDO公式サイトより引用。
GDOサイトの満足度は5点中4.4と高評価。
その中の意見として多く寄せられていた良い意見は、
「球が高く上がる」「打感が柔らかい」「デザインが最高」といった意見です。
最近、発売されたクラブの為、悪い意見は少ししか見当たりませんでしたが、
その意見の中では「合わない」「当たらない」「難しい」といった意見でした。
以上を見ても、T150は使用者を選ぶクラブと言えるでしょう。
\さらに口コミを見たい方は以下リンクをチェック/
まとめ
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事は『タイトリスト T150アイアン』の試打レビュー記事でした。
T150はタイトリストの2023年Tシリーズの中ではアスリート・セミアスリートモデルで、中・上級者向きのクラブでしょう。
タイトリストのAP2ユーザーだった方は、T150を気に入ると感じます。
理由としては凄くバランスが良くて、進化したAP2の様なクラブです。
また、T150は前作のT100Sと比較してもデザイン性が更に磨きがかかって、最高にかっこいいクラブ。
そんな、カッコよくて性能も高いタイトリストT150を検討してみては如何でしょうか。
この記事が皆様のアイアン選びの一助になれば幸いです。
以上、ありがとうございましたー!
\T100同等の精密な弾道と打感にスピードをプラス!タイトリストT150アイアン/
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