ZX5アイアンとZX7アイアンの違いについてお伝えします
マークダウンしてお求めやすい価格で、今でも根強いZX5・ZX7アイアン。
両モデルを気になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、『ZX5・ZX7アイアンの違いを知りたい』という方もいるでしょう。
そこで、今回は両モデルの違いについて詳細解説しました。
まず、結論からお伝えすると
寛容性・飛距離のZX5。打感・操作性のZX7。
この記事を読むと上記の理由や以下の内容が分かります!
また、独自の試打レポートもあり、クラブ選びの参考になりますので是非読んでみてくださいね。
\圧倒的な飛距離、驚異の飛距離。ZX5アイアン/
\柔らかな打感と優れた操作性。ZX7アイアン/
ZX5アイアンとZX7アイアンの違い
◆寛容性・飛距離を生み出すZX5アイアンのテクノロジー
『スピードグルーブ』『最適フェース肉厚分布設計』『メインフレーム』で、
大きなたわみとミスの寛容性が高く、高初速で安定した飛距離を重視した設計。
スリクソン公式サイトより出典
◆打感・抜けの良さを生み出すZX7アイアンのテクノロジー
『打点付近の肉厚化』によりオフセンターショット時でも柔らかな打感を実現。
『新・TOUR・V.T.SOLE』は全番手のバンスを再検討とトゥとヒールに段差を追加したことでインパクトでの抜けを向上。
スリクソン公式サイトより出典
ロフト角の違い
両モデルのロフト角の違いとしては『1度』のみの違いです。
また、両社とも7iのロフト角は30度前半で通常ロフトの設計。
◆ZX5ロフト角
番手 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW | AW | SW | |
ロフト角( °) | 22 | 24 | 27 | 31 | 35 | 39 | 44 | 50 | 56 |
◆ZX7ロフト角
番手 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW | AW | SW | |
ロフト角( °) | 22 | 25 | 28 | 32 | 36 | 41 | 46 | 51 | 57 |
ソール形状の違い
ZX5アイアンの方がソール幅・バンス幅が広く、低重心により寛容性高くミスに強い設計。
ZX7アイアンはソール幅・バンス幅が狭く、抜けの良さと操作性の高い設計。
ZX5のソール形状
ZX7のソール形状
スリクソン公式サイトより出典
顔とネック形状の違い
▼顔の違い▼
- ZX5は少し顔が大きく丸みがあり、ブレード部もやや厚くZX7よりやさしさ・安心感があります。
- ZX7は少し顔が小さくシャープさがあり、全体的に薄くZX5より操作性や振りやすさを感じます。
▼ネック形状の違い▼
- ZX5は少し後ろにオフセットになっており、つかまりをやや意識されています。
- ZX7はほぼストレートで、重心が浅くなり操作性の良さを意識して設計されてます。
◆ZX5
◆ZX7
スリクソン公式サイトより出典
ZX5とZX7の飛距離の違い
試打結果による飛距離の違いをお伝えします
ロフト角の違いとヘッドテクノロジーの違いから上記の結果になりました。
▼詳細試打結果▼
▼飛距離の分布図▼
◆ZX5
◆ZX7
上記の分布図を見ると、ZX5の方が縦距離のバラツキが少なく、飛距離の安定性があります。
▼最長飛距離▼
◆ZX5
◆ZX7
最長飛距離でもZX5の方が6yd飛んでました。
▼飛距離結果▼
◆ZX5
◆ZX7
詳細飛距離結果を見ても結論と同じくZX5の方が約5yd飛ぶといった試打結果になりました。
また、ZX7の方がスピン量が約500回転程多く出ています。
上記の事から、硬いグリーや速いグリーンではZX7の方が止まりやすいでしょう。
ZX5とZX7の目安ヘッドスピード
ドライバのヘッドスピードにおける目安ヘッドスピード
◆ZX5の目安ヘッドスピード
【Diamana カーボンシャフト】
シャフトフレックス:40m/s~48m/s
【N.S.PRO 950GHスチールシャフト】
シャフトフレックスS:41m/s~49m/s
◆ZX7の目安ヘッドスピード
【ダイナミックゴールドシャフト】
シャフトフレックスS:43m/s ~ 49m/s
【N.S.PRO 950GHスチールシャフト】
シャフトフレックスS:41m/s~49m/s
上記の通り、使用するシャフトによって変わってきます。
基本的にZX5の方がヘッドスピードが普通のゴルファー向け。ZX7の方がヘッドスピードが速いゴルファー向けに設定されています。
試打評価
試打評価の結果はスコア90台の筆者では、ZX5の方が評価が高くなりました。
理由として以下のチャート通り、
ZX5の方が飛距離・つかまり・安定性でZX7よりも高評価でした。
しかし、ZX7は上級者の方が好む操作性・打感・抜けの良さがあると感じました。
◆ZX5の試打評価
総合評価:7.5点/10点中
- 飛 距 離 :7点
- つかまり :7点
- 安 定 性 :8点
- 上がりやすさ:7点
- 直 進 性 :7点
- 打感・打音 :8点
- 構えやすさ :8点
- デザイン :8点
◆ZX7の試打評価
総合評価:7点/10点中
- 飛 距 離 :6点
- つかまり :6点
- 安 定 性 :7点
- 上がりやすさ:7点
- 直 進 性 :4点
- 打感・打音 :9点
- 構えやすさ :9点
- デザイン :8点
\圧倒的な飛距離、驚異の飛距離。ZX5アイアン/
\柔らかな打感と優れた操作性。ZX7アイアン/
ZX5アイアンとZX7アイアンは難しいのか?
ZX5アイアンは難しさの結論として
ZXシリーズはアスリートゴルファー向けのアイアンの為、初心者ゴルファーは難しさを感じるでしょう。
ZX5を扱える腕前はスコア100~110以下でないと厳しいでしょう。
ZX7アイアンの難しさの結論としては
アスリート向けの中級者・上級者向けの為、アベレージゴルファーや初心者では難しく感じるでしょう。
ZX7を扱えるレベルはスコア90以下でないと手に余ります。
実際に平均スコア90台の筆者の試打して感想は、ZX5は扱えるがZX7は手に余りました。
その為、検討中の方は自分の腕前と相談し、ご自身に合ったクラブを選ぶ事をオススメします。
※動画は以下リンクから確認できます。
ZX5アイアンとZX7アイアン使用プロ
後継機のZXMkⅡシリーズが出る前までのZXシリーズ使用プロをまとめました。
トッププロ選手がプレーする厳しいグリーンコンディションでも、ZX5・ZX7は使用できるアイアンでしょう。
◆男子プロ
稲森 佑貴選手:ZX5アイアン
出水田 大二郎選手:ZX5(#4、5)・ZX7(#6~PW)
秋吉 翔太選手:ZX7アイアン
◆女子プロ
山下 実夢有選手:(#6~PW)
勝 みなみ選手:ZX5:(#5)・ZX7(#6~PW)
竹田 麗央選手:ZX5:(#5)・ZX7(#6~PW)
一般ユーザー口コミまとめ
各口コミサイトの独自でまとめた結果をお伝えします
一般ユーザーの口コミまとめの結論は
◆ZX5
基本的には高評価で、良い口コミで多い意見は『飛ぶ』『やさしい』『かっこいい』といった意見が見られました。
しかし、悪い口コミでは『飛ばない』『作りが粗い』等の意見も寄せられていました。
◆ZX7
こちらも基本的に高評価で、良い口コミは『打感最高』『飛距離が安定する』『抜けが良い』と意見が多く見られました。
しかし、良くない口コミとしては『ミスヒットに反応する』『方向性がバラつく』といった内容も見受けられます。
▼ZX5の良い口コミ▼
- シャフト:デイアマナ
- シャフトフレックス:R
- ゴルファータイプ:エンジョイ
- 平均スコア:93~100
- ヘッドスピード:35~38m/s
- 平均飛距離:201~220yd
- 持ち球:ドロー
- 弾道高さ:普通
コメント
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000625133/reviews?p=2
■全体的な感想 好きなスリクソン問題なし
■素晴らしいデザイン
■飛距離 ワンクラブ飛ぶ
■打感 柔らかい
■方向性 良い
■弾道高さ 高い
年齢を考えてZ565のスチールからカーボンのディアマナに替えたので少し軽く感じたがすぐに慣れるだろう。
打ちこんで自分のものにしたら強い味方になると思う。
▼ZX5悪い口コミ▼
ロフト角「20°」
シャフト「N.S.PRO MODUS3 TOUR105 DST」
シャフト硬度「R」z585に不満はなかったのですが気になって購入。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000625133/reviews?p=2
打感が改善したとの口コミも多いですが、軟鉄一枚物と比べたら明らかに弾きますし、音もハッキリ弾き系です。
ただ、それは歴代5ユーザーなら気にならないと思います。
残念なのが、これまた口コミにありますがバックフェースのバッジの塗装が悪い。
1ラウンド普通に使った後に中央部が当たり傷のように剥がれてプラっぽい質感が出ました。
まあ気にしませんが、この程度の耐久性なら普通のポケキャビ構造でいいし、この手の作りのアイアンは今後買わないかなと思いました。
▼ZX7の良い口コミ▼
平均スコア 80未満
平均HS 46~50m/s
年間ラウンド 1週間に1回程度ロフト角「20°」、シャフト「DG105」、シャフト硬度「S」
DG105Sで組んでもらったが、顔も奇麗で構えやすい。
https://mycaddie.jp/product/10890?c=review#2c4c140a-54c4-11ed-99c9-0a4679a54a27
打感はマッスルバックとまではいかないが一級品と言える。
手持ちのmp66、jpx919に比べても遜色ない。
飛距離に関しては若干ロフトが立っているが、ばか飛びするわけでもなく、jpxと同じくらいなので、コースに持ち込んでも距離感が合わないということはない。
軽量柔らかめのシャフトの特性もあってかボールをやさしく高く跳ね上げてくれる感覚があり、若干飛距離をロスしてるような感じもあるが自分的にはシャフトとの相性はいいんだろう。
全般的な評価としても非常に素晴らしいアイアンだと評価している。
▼ZX7の良くない口コミ▼
平均スコア 85~89
平均HS 41~45m/s
年間ラウンド 1か月2回程度ロフト角「20°」、シャフト「NS PRO MODUS3 TOUR120」、シャフト硬度「S」
打感がとても良いと評判を聞いて、少々自分のヘッドスピードでは、厳しいかなと、思いましたが、だんだん慣れて来ると、芯を食えば、そこまで難しくないアイアンだと、思います。
https://mycaddie.jp/product/10890?c=review#2c4c140a-54c4-11ed-99c9-0a4679a54a27
タイミングよく打てた時の、打感は何とも言えない気持ちいい感覚です。
ソールも薄めなので、とても抜けが、良く扱いやすいです。
それでも、タイミングと芯をはずした時は、ちゃんと、打ちなさいと、教えてもらえるアイアンの様な気がします。
まとめ:
今回の記事はZX5・ZX7アイアンの比較記事でした。
マークダウンしてお買い求めやすくなり、中古ならZX5は5万円台から購入可能、ZX7は6万円台から購入可能です。
興味がある方は状態も良く、お求めやすい価格の今のうちに手にしてみては如何でしょうか。
最後に、同社のZXMkⅡシリーズアイアンの詳細解説記事もあるので、併せて読んでいただけると嬉しいです。
スリクソン ZX5mkⅡアイアンとZX7mkⅡの違い【試打評価】
\圧倒的な飛距離、驚異の飛距離。ZX5アイアン/
\柔らかな打感と優れた操作性。ZX7アイアン/
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