M2とM4レスキューを試打し、
比較した情報をお伝えします
今回は上記のような方に向けた
『M2レスキューとM4レスキューの比較』の試打評価・口コミまとめ記事になります。
名器として有名なM2。
M2の後継機種として発売されたM4。
検討中の方や興味がある方にとって、
「どちらが自分に合うんだろう?」「何が違うの?」となりませんか?
そこで、
両モデルのどちらが自分に合うクラブなのか参考になる情報をお届けします!
実際に試打計測した忖度なしの評価や口コミまとめはお役に立てるでしょう。
クラブ選びの参考になりますので、是非読んでみてくださいね。
\すべてが、パワフル。M2/
\まっすぐ、より遠くへ。M4/
M2・M4レスキューを比較結果
まず、結論からお伝えすると、
『飛距離と操作性を重視するならM2』
『つかまりと安定を重視するならM4』
といった結論になります!
それでは、
M2とM4をオススメする方とオススメしない方は以下の様になります。
以上の様に、
M2とM4を検討中の方は、それぞれの特徴を知った上でクラブ選ぶと良いでしょう。
評価結果
M2とM4の評価結果についてご紹介します
▼M2▼
総合評価:7.4点
- 飛距離:10点
- つかまり:7点
- 安定性:7点
- 上がりやすさ:6点
- 直進性:7点
- 打感・打音:7点
- 構えやすさ:7点
- デザイン:8点
▼M4▼
総合評価:7.5点
- 飛距離:8点
- つかまり:8点
- 安定性:8点
- 上がりやすさ:6点
- 直進性:8点
- 打感・打音:7点
- 構えやすさ:7点
- デザイン:8点
M2の総合評価の結果は、10点中7.4点
M4の総合評価の結果は、10点中7.5点
M2とM4の評価結果として、
『M4の方が少し評価が高い結果』でした。
しかし、両モデル共に完成度の高いユーティリティでしょう。
\すべてが、パワフル。M2/
\まっすぐ、より遠くへ。M4/
M2とM4の計測データ
次にM2とM4の計測データをお伝えします
▼M2▼
▼M2平均データ▼
ヘッドスピード | 37.9(m/s) |
ボールスピード | 54.1(m/s) |
スマッシュファクター | 1.42 |
打ち出し角度 | 10.3(°) |
最高到達点 | 20(yd) |
バックスピン | 4099(rpm) |
サイドスピン | 462(rpm) ドロー回転 |
スピン軸の傾き | 6.6(°) 左方向 |
打ち出し方向 | 0.76(°) 右方向 |
センターからのブレ | 6.5(yd) 左方向 |
キャリー | 168(yd) |
総距離 | 185(yd) |
▼M4▼
▼M4平均データ▼
ヘッドスピード | 37.1(m/s) |
ボールスピード | 52.7(m/s) |
スマッシュファクター | 1.42 |
打ち出し角度 | 10.3(°) |
最高到達点 | 20(yd) |
バックスピン | 4632(rpm) |
サイドスピン | 58(rpm) ドロー回転 |
スピン軸の傾き | 1.4(°) 左方向 |
打ち出し方向 | 0.8(°) 右方向 |
センターからのブレ | 3.7(yd) 右方向 |
キャリー | 159(yd) |
総距離 | 177(yd) |
計測データは以上です。
では、続いて各データ項目を見ていきます。
飛距離
◆最長飛距離
▼M2▼
▼M4▼
※レンジボール補正なし
コースボールに想定すると計測結果より約10%程度の飛距離が伸びます。
飛距離の比較した結論として、
『M2の方がM4より飛ぶといった』といった試打結果。
M2の飛距離性能は『最新モデルよりも飛距離優秀な結果』
バックスピン量が少ない為、ドロップしてしまう事もあるでしょう。
しかし、
スピン量が少ないことで、強弾道で飛距離を稼いでくれます。
M4の飛距離性能は『M2ほどではないが飛距離優秀なクラブ』
こちらもバックスピン量適正でしっかり飛距離が出てくれます。
弾道イメージ(つかまり・直進性)
弾道イメージの比較した結論としては、
『つかまりが良くて直進性が高いのはM4』といった結果。
M2の弾道は、
ややつかまるくらいで、緩やかに曲がる弾道が出ていました。
M4の弾道は、
つかまりは良く、真っすぐな弾道が多く打てるでしょう。
▼M2で多かった弾道:フック▼
▼M4で多かった弾道:プルストレート▼
球の上がりやすさ
球の上がりやすさの結果として、
『両モデルとも同様に強弾道』といった結果。
M2・M4も低弾道なので硬いグリーンや早いグリーンでは止まりにくいでしょう。
また、M4の方がバックスピン量は多くグリーンに止まりやすいですが、
風の影響は受けやすくなります。
では、球の上がりやすさの指標となる『打ち出し角度』『最高到達点』『バックスピン量』を見てみましょう。
打感・打音
打感・打音の結論としては、
『両モデルとっも打感は少し硬め、打音はユーティリティ特有の高い音』といった印象。
\打感・打音は以下の動画から確認/
◆M2
◆M4
構えやすさ
▼M2▼
▼M4▼
上から見た構えた見え方はこの様な感じ。
どちらも白と黒のコンポジットクラウンが印象的で、一目でテーラーメイドのユーティリティと分かります。
M2とM4とを比較すると、
M2の方が全体的にやや丸い印象を受け、M4はM2と比較すると面長に感じました。
▼M2▼
▼M4▼
ボールを置いた時の構えた見え方はこの様な感じ。
どちらもフックフェースでつかまりが良い印象を受けます。
また、弾道もフック系の球が出て、イメージ通りで構えやすく感じるでしょう。
デザイン
▼M2▼
▼M4▼
M2・M4のデザインは
M2は白と黄緑のポイントカラーが映えるデザイン。
M4はトリコロールカラーで白と青と赤が施されたデザイン。
どちらもインフルエンサーやユーザーの口コミを見てもまずまずな印象でした。
\すべてが、パワフル。M2/
\まっすぐ、より遠くへ。M4/
クラブ情報
続いてヘッド・シャフトのクラブ情報をお伝えします
M2とM4を比較した結論は、
『M4にスピリットウェイトが追加』されたくらいでした。
(フェアウェイウッドも同様でした)
それ以外は、
M2のテクノロジーをベースにM4が開発されたのが見て取れます。
▼ヘッドテクノロジー▼
◆M2
■グラファイト・コンポジット・クラウン
- ソールやトゥ側デザインに採用した「ジオコースティック・デザイン」が高い寛容性を実現
- チタン部分とグラファイト・コンポジット部分が共に進化したマルチマテリアル構造
- 新開発スピードポケットにより前作よりも反発力が向上、新フル―テッドホーゼルで高弾道を実現
◆M4
◆拡大したスイートエリア
テーラーメイド独自テクノロジーの「スピードポケット」と「インバーテッド・コーン・テクノロジー」搭載により、広いスイートエリアで大きく飛ばしてくれる。
◆心地よい打感と寛容性
M4レスキューは、定評のある「ジオコースティックデザイン」とヘッド内部に搭載された「スプリットウェイト」により、サウンドとフィーリングを向上させると共に、寛容性を高めるように設計されている。
▼シャフトバリエーション▼
純正シャフトを比較すると、
『M2・M4どちらもやさしめ仕様』になってます!
正直そこまで違いを感じれませんでした。
◆M2純正シャフト
- TM5-217
- REAX90 JP スチールシャフト
◆M4純正シャフト
- FUBUKI TM6 カーボンシャフト
- REAX90 JP スチールシャフト
▼スペック▼
◆M2ヘッドスペック
HEAD | #3 | #4 | #5 | #6 | |
ヘッド素材/フェース素材 | ステンレススチール[450SS] /ステンレススチール[C300SS] | ||||
ロフト角( ゜) | 19 | 22 | 25 | 28 | |
ライ角( ゜) | 58 | 58.5 | 59 | 59.5 | |
ヘッド体積 (cm3<㏄>) | 109 | 112 | 113 | 116 | |
長さ (インチ) | TM5-216 | 40.25 | 39.75 | 39.25 | 38.75 |
REAX90 JP | 40 | 39.5 | 39 | 38.5 |
SHAFT | TM5-216 | REAX90 JP | |
フレックス | S | R | S |
クラブ重量(g) | 344 | 340 | 386 |
シャフト重量(g) | 63 | 60 | 103 |
トルク | 3.0 | 3.2 | 1.8 |
バランス | D1 | D1 | D2 |
キックポイント | 中 | 中 | |
グリップ | TM 360 Black / Grey end cap(径60 / 47.5g) |
*上記スペックは#3(19°)の数値です。
*このスペックは設計値です。
*本体、専用ヘッドカバーは中国製
*■はレフトハンドもあります。
注意 ソール部のウェイトは着脱不可となっております。
◆M4ヘッドスペック
HEAD | #3 | #4 | #5 | #6 | |
ヘッド素材/フェース素材 | ステンレススチール[17-4SS]/ステンレススチール[455SS] | ||||
ロフト角( ゜) | 19 | 22 | 25 | 28 | |
ライ角( ゜) | 60 | 60.5 | 61 | 61.5 | |
ヘッド体積(cm3) | 100 | 102 | 104 | 106 |
SHAFT | TM5-216 | ||
フレックス | S | R | |
シャフト重量(g) | 62 | 54 | |
トルク | 3.0 | 3.2 | |
キックポイント | 中調子 | ||
グリップ | TM360 Black / Gray CP( 径60/42g) |
*左用は3(19)と4(22)のみ設定があります。
*専用ヘッドカバー付
*組み立て日本です。
\すべてが、パワフル。M2/
\まっすぐ、より遠くへ。M4/
ユーザーの口コミ
口コミの結論として
『M4よりM2の方が少し評価が高め』といった結果でした。
- M2の評価 満足度:4.4/5点中
デザイン:4.3/5点中
コスト:3.9/5点中 - M4の評価 満足度:4.3/5点中
デザイン:4.3/5点中
コスト:4.1/5点中
M2の全体的な口コミについてですが、
まず、悪い口コミは『左につかまり過ぎる』『打感が悪い』といった口コミが見られました。
しかし、
良い口コミでは『飛ぶ』『つかまりがいい』『方向性がまとまる』といった意見も多かった印象。
次にM4の全体的な口コミについてですが、
悪い口コミは『シャフトが合わない』『フックしすぎる』といった意見がありました。
しかし、
良い口コミでは『つかまりがいい』『真っすぐ飛ぶ』『高弾道』といった意見が多数寄せられていました。
▼M2の良い口コミ▼
- 番手:4U
- シャフト:オリジナルカーボン
- シャフトフレックス:R
- ゴルファータイプ:エンジョイ
- 平均スコア:93~100
- ヘッドスピード:39~42m/s
- 平均飛距離:201~220yd
- 持ち球:フェード
- 弾道高さ:高い
コメント
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000520420/reviews
■全体的な感想 しっかりつかまり満足。
■デザイン クラブの向いてる方向も分かりやすく構えやすい。
■飛距離 10ヤードは伸びた。
■打感 打った感あり。
■方向性 大変良い。
■弾道高さ 普通。
▼M4の良い口コミ▼
- 番手:4U
- シャフトフレックス:S
- ゴルファータイプ:セミアスリート
- 平均スコア:83~92
- ヘッドスピード:39~42m/s
- 平均飛距離:241~260yd
- 持ち球:ドロー
- 弾道高さ:普通
コメント
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000545876/reviews
■全体的な感想 構えやすく飛距離も出て満足です。
■デザイン Goodです。
■飛距離 球が上がりやすく距離も出ます。
■打感 Goodです。
■方向性 大きな曲がりはなく、方向性は良いです。
■弾道高さ 高弾道です。
▼M2の悪い口コミ▼
- 番手:4U
- シャフトフレックス:S
- ゴルファータイプ:エンジョイ
- 平均スコア:93~100
- ヘッドスピード:47~50m/s
- 平均飛距離:261~280yd
- 持ち球:ストレート
- 弾道高さ:低い
コメント
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000520420/reviews
■全体的な感想 フックフェースのため左に曲がります
■デザイン かっこいい
■飛距離 200ヤードは飛びます
■打感 硬い
■方向性 左に曲がります
■弾道高さ 低い
▼M4の悪い口コミ▼
- 番手:4U
- シャフト:純正FUBUKI
- ゴルファータイプ:セミアスリート
- 平均スコア:93~100
- ヘッドスピード:39~42m/s
- 平均飛距離:221~240yd
- 持ち球:フェード
- 弾道高さ:高い
コメントヘッドとシャフトの両方とも値段相応。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000545876/reviews?p=5
自分はシャフトが合わなくて9割保証をお願いした。
※さらにM2の口コミは以下リンクをチェック
※さらにM4の口コミは以下リンクをチェック
まとめ
M2・M4は発売から6年以上がたった今でも人気のある名器!
最新モデルと比較しても遜色ない性能を誇る両モデルは、
費用を抑えて結果を出したい方に、とてもオススメです!
また、M2・M4フェアウェイウッドの比較評価記事もあり、よければ併せてお読みいただくと嬉しいです。
M2 VS M4 フェアウェイウッドを徹底比較!試打評価した結果
\すべてが、パワフル。M2/
\まっすぐ、より遠くへ。M4/
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