ゴルフのグリップ術!初心者必見の正しい握り方とコツ

初心者

「グリップはこれであっているのかな?」「そもそも正しい握り方を知らない」「クラブを握れればいいからテキトーに握ろう」と不安に思ったり雑にグリップしてませんか?!

グリップはボールを扱うクラブと唯一の身体が触れる動作であり、間違えてグリップするとミスショットの原因や飛距離のロスといったデメリットもあります。

このようにグリップはゴルフの基礎でありとても重要な要素になり、グリップを正しく握れるか握れないかでゴルフのスコアや上達にも影響を与えます。

そこで今回は初心者でも理解できるように分かりやすくとても重要なグリップについて解説していきます。

この記事を読むことでグリップの理解が深まり、正しいグリップを出来ることで、スコアアップやゴルフの上達に繋がり、今よりもゴルフが楽しくなると思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。

また、長年やられている人や中級者でも新たな発見や気付きに繋がるかもしれませんので読んでみてくださいね。

はじめくん
はじめくん

さあ!いよいよ練習だ!

でもクラブどうやって握ればいいんだろう?!

ヒポ
ヒポ

初心者はどうやって握ったらいいのかわからないよね。

とっても大切なグリップについて解説するよ!

こんな人におすすめ

  • グリップについてあまり知らない人
  • グリップの握り方について不安がある人
  • 今までグリップを気にせず雑に握っていた人

グリップの種類・順番と初心者におすすめなグリップ

まず、グリップの種類・順番と初心者におすすめグリップを解説してから、左手・右手のグリップ位置や種類などを詳しく解説していきます。

グリップでも握る位置や向きなどいくつもあり、以下の種類を組み合わせし順番にグリップしていきます。

▼グリップの種類▼

左手の握る位置:①パームグリップ ②フィンガーグリップ

◆左手の向き:①ウィークグリップ ②スクエアグリップ ③ストロンググリップ 

◆左手親指の位置:①ショートサム ②ロングサム

右手の握り方:①オーバーラッピング ②インターロッキング ③テンフィンガー

グリップの順番▼

先程のグリップの位置・向き・握り方を踏まえてグリップの順番を解説します。

①まず左手の握る位置を決め(パームorフィンガー)

②次に左手の向きを決め(ウィークorスクエアorストロング)

③次に左手親指の位置を決めて握る(ショートサムorロングサム)

④最後に右手の握り方を決めて握る(オーバーラッピングorインターロッキングorテンフィンガー)

この様にグリップの種類と順番で色々な組み合わせが可能です。

初心者におすすめグリップ▼

グリップの種類と順番を解説したので結論として初心者におすすめのグリップは以下になります。

①パームグリップ→②スクエアグリップ→③ショートサム→④インターロッキングにして握るのがオススメになります。

理由としては①パーム③ショートサム④インターロッキングは手やクラブを自由に動かしにくく、安定性がある握りき方になります。次に②スクエアは基本的にな握り方になる為、初心者はまず基準を作る事も大切なので始めのうちはスクエアグリップで握るといいでしょう。

ただし、デメリットとしては自由に動かしずらいので、飛距離や操作性が失われやすく、スクエアグリップは中間的な為、方向性が左右にバラけやすくなるといったデメリットがあります。

左手のクラブを握る位置

まず、クラブを握る順番としては左手から握ります。その時の握り方が大きく分けて、2種類あるので紹介します。それぞれ特徴がある為、メリット・デメリットを考慮して自分にあうグリップにしていきましょう。

  • フィンガーグリップ
  • パームグリップ

フィンガーグリップ

フィンガーグリップはクラブを左手の指側で握る事をいいます。

フィンガーグリップの特徴としては指側で握る為、クラブの操作がしやすくヘッドを走らせやすいことから飛距離が出しやすく操作性が高い握り方になります。しかし、操作しやすいことで安定性が失われやすい一面もあります。

以上の事からフィンガーグリップは安定性よりも飛距離や操作性を求めるプレーヤー向きで中・上級者や飛距離を求める人におすすめです。

パームグリップ

パームグリップはクラブを左手の手のひら側で握るグリップのことを言います。

特徴としては手のひらで握る為、クラブを操作しにくくオートマティックに操作することから安定性が得られやすいです。しかし、操作しにくいことで飛距離が出にくい一面もあります。

以上のことからパームグリップは飛距離よりも方向性を重視したいプレーヤー向きになり、初心者やOB等が多い人におすすめです。

左手の向き

続いては左手の向きの位置についてご紹介します。この握る位置によってボールの方向性に大きく影響がでる要素の一つです。

初心者の方におすすめはスクエアグリップから始めると良いでしょう。

  • スクエアグリップ
  • ストロンググリップ
  • ウィークグリップ

スクエアグリップ

スクエアグリップは握った時に左手のナックルが2個見えているくらいで握っている状態です。

こちらは基本の握り方で初心者の方はこのグリップからスタートすると良いでしょう。

理由としてはこの握り方でスイングするとボールのつかまり方がニュートラルなる為、基本を覚えるにはうってつけの握り方になります。

また、ボールの出玉としてはストレートボールが出やすくなります。(前提条件としてインサイドインの状態とします)

ストロンググリップ

ストロンググリップは握った時に左手のナックルが3つ以上見え、甲が体の正面に向くような状態で握ります。

こちらの握り方はボールを捕まえやすくボールが右に飛んでしまう人(スライサー)の方に向いています。

ボールの出玉としてはボールがつかまえやすい為、プルストレートが出やすくなります。(前提条件としてインサイドインの状態とします)

ウィークグリップ

ウィークグリップは握った時に左手のナックルが見えない状態で握ります。

こちらの握り方はボールがつかまりにくくボールが左に飛んで行ってしまう人(フッカー)の人に向いています。

ボールの出玉としてはボールがつかまえにくい為、スライスボールが出やすくなります。(前提条件としてインサイドインの状態とします)

左手親指の位置

左手親指位置のグリップには【ショートサム】と【ロングサム】という握り方があります。この二つの握り方にはそれぞれ特徴がありますのでご紹介します。

  • ショートサム
  • ロングサム

ショートサム

ショートサムは、グリップ時に左手親指を人差し指にくっつける様にし親指が見た目短く見える握り方です。

こちらの握り方は親指を密着するので手とクラブに一体感が生まれグリップの安定感が高まります。こちらは方向性や安定感を重視したい人もしくは握力が弱い人にも向いている握り方になります。

ロングサム

次にロングサムは、左手の親指をクラブに沿う様に親指が見た目長くなるように見える握り方になります。

こちらの握り方は親指が手から離れている為、ショートサムと比べる手とクラブの自由度が高いことで、コックやローテション使用しやすい特徴があります。また、ボールを操作したい人や飛距離を重視したい人に向いている握り方になります。

以上の様に【ショートサム】【ロングサム】ではそれぞれ特徴があり、とりあえず試してみて自分に合った握り方を取り入れてみると良いでしょう。

左手の向きの握り方

左手の向きの握り方にもいくつかがあり、3種類のグリップの種類をお伝えします。

それぞれ特徴がある為、初心者は基本的なオーバーラッピングかインターロッキングをおすすめします。

  • オーバーラッピング
  • インターロッキング
  • テンフィンガー(ベースボールグリップ)

オーバーラッピング

こちらの握り方はポピュラーの握り方で、左手親指を右手で覆いかぶせ、右手の小指が左手の人差指と中指の間に覆いかぶさる様に握るグリップの事を指します。左手の握っている所が多い為、手首の可動域が広く手首を返しやすい為、ヘッドスピードを速くしやすいです。

インターロッキング

こちらのグリップは最近は主流になりつつある握り方で、タイガーウッズといったトッププロもこの握り方を多くしています。左手親指を右手で覆いかぶせ、左手の人差指と中指の間に右手の小指を絡ませて握るグリップになります。こちらは両手の一体感を出せ安定感があることで方向性や安定性につながります。

テンフィンガー(ベースボールグリップ)

このグリップは2つのグリップと比べると変則的なグリップです。握り方は野球の様に左右の指を絡めず10本の指でクラブを握るグリップです。こちらは両手で握る事で力を出しやすい為、非力な方におすすめします。しかし、手首を返しやす過ぎる為、方向性等には劣る面があります。最近では男子プロゴルファーのゲンちゃんこと時松選手がこのグリップをして話題になりました。

クラブに合わせたグリップ方法

ここからは応用のグリップ方法になります。

プロや上級者がクラブや番手によってグリップが少しずつ調整してグリップしていることをご存じでしょうか?

クラブや番手によってグリップを少しづつ調整している理由は、ロフト角や長さといったボールのつかまり方や上がり方が違う為、どのクラブや番手を同じようにグリップをしてしまうとボールがつかまらないもしくはひっかけてしまうといった事が起こります。

例えば7番アイアンとの握り方で全部のクラブを握ってしまうと、5番アイアンではロフトが立っているのでつかまらなかったり、サンドウェッジではロフトがねているのでひっかけが発生しやすくなります。

では、実際にどのようにしているかというと

ドライバーはつかまりにくい為、グリップをストロンググリップで握り、ボールをつかまえれるように調整します。逆にサンドウェッジではひっかけやすいので、グリップをウィークグリップで握り、ボールをつかまらない様に調整します。

以上の様にクラブや番手でグリップを調整してつかまり具合を操作します。注意点としてはやり過ぎてしまうとつかまり過ぎやつかまらなさ過ぎといった事が起こりますので、自分に合うグリップポジションを見つける事が大切です。

この様にクラブや番手に合わせてグリップを調整するだけで、プロや上級者はスイングを変えずにボールのつかまり具合を微調整し、方向性・飛距離・再現性を良くすることでスコアを安定や向上させています。

まとめ

▼左手のクラブを握る位置

  • フィンガーグリップ
  • パームグリップ

▼グリップの種類

  • オーバーラッピング
  • インターロッキング
  • テンフィンガー(ベースボールグリップ)

▼両手の握る位置

  • スクエアグリップ
  • ストロンググリップ
  • ウィークグリップ

ここまでご覧いただきましてありがとうございました!

グリップはゴルフスイングにとってとても大切な要素です。正しい握り方をすれば、方向性・飛距離・再現性を良くすることが出来ますが、逆に誤った握り方をしてしまうと特にフェースの向きに影響を与えて方向性・飛距離・再現性を悪くし、スコアも悪くなってしまいます。

グリップ変えただけで方向性・飛距離・安定性が変わってきますので、たかがグリップと思わずしっかりと正しく自分に合ったグリップで練習してくださいね!

正しいグリップはゴルフのスコアアップや上達を速めてくれますし、それによりゴルフを長く楽しめる様になりますので自分にあった正しいグリップを見つけてみてはいかがでしょうか。

それでは次回の記事でお会いしましょう!!

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