P790アイアンを試打計測したのでお伝えします
- P790を検討中の方
- かっこいいアイアンが欲しい方
今回は上記の様な方に向けた『P790アイアン(2023)』の試打評価・口コミまとめ記事になります。
P790はランキングや口コミでも軒並み好調で気になっている方も多いでしょう！
そこで、
『P790ってどんなクラブ？』『初心者向き？』『飛距離性能は？』といった疑問に答えべく、試打レポートを紹介し解決します！
P790は高性能なアイアンで、飛距離や方向性の悩みを解決できるクラブになるかもしれません！
クラブ選びの参考になりますので、是非読んでみてくださいね。
＼P・790 内に宿る、真の美しさ／
ポチップ
試打・評価の結論
先に結論からお伝えすると、
『安定感が最高な飛び系アイアン』です。
また、初心者向きかどうかについては、
『初心者向きではありません』
しかし、寛容性や安定感が高い為、中級者や上級者になっても使用できるクラブ。
その為、初心者でもこれから長く愛用したい方にはオススメできます。
主なターゲット層としては以下になります。
ターゲット層は
『万人向け』といった結論
- ステップアップしたい初心者
- やさしさを求めるアベレージゴルファー
- 飛距離を求める上級者
では、試打して感じたオススメする人・しない人をお伝えします。
- 縦距離と方向性の安定感が欲しい方
- 寛容性が欲しい方
- 飛距離が欲しい方
- かっこいいアイアンが欲しい方
- 弾道の高さが欲しい方
- 打感・打音にこだわりのある方
総合評価
P790アイアンの試打評価をお伝えします
総合評価:7.5点/10点中
- 飛距離:9点
- つかまり：7点
- 安定性:10点
- 上がりやすさ：4点
- 直進性：8点
- 打感・打音:4点
- 構えやすさ：8点
- デザイン：10点
総合評価の結果は、10点中7.5点といった評価です。
球の上がりやすさと打感・打音は低評価でしたが、
しかし、安定性とデザインは高評価！
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計測データ
それではP790アイアンの計測データをお伝えします
- ヘッド：P790アイアン(2023)
- ロフト角：7I(30.5°)
- シャフト：MODUS3 TOUR 105
- 弾道計測器：GARMIN Approch R10
- ボール:レンジボール
- ドライバーヘッドスピード:40～43(標準的)
- 7I飛距離:150yd前後
- 持ち球:ドロー
- 球の高さ：普通
▼試打の分布図▼
▼平均データ▼
| ヘッドスピード | 43.9(m/s) |
| ボールスピード | 47.1(m/s) |
| スマッシュファクター | 1.3 |
| 打ち出し角度 | 15.2(°) |
| 最高到達点 | 20(yd) |
| バックスピン | 5327(rpm) |
| サイドスピン | 215(rpm) ドロー回転 |
| スピン軸の傾き | 5.8(°) 左方向 |
| 打ち出し方向 | 2.1(°) 右方向 |
| センターからのブレ | 1.9(yd) 右方向 |
| キャリー | 141(yd) |
| 総距離 | 155(yd) |
計測データは以上です。
平均ヘッドスピードは36.2m/s・ボールスピードは45.2m/sスマッシュファクター(ミート率)も1.32でした。
では、上記を踏まえて各データ項目を見ていきます。
飛距離
◆7I飛距離の基準
140yd前後:△
150yd前後：〇
160yd前後：◎
- レンジボール飛距離
最長飛距離:162yd
平均キャリー:141yd
平均総距離:155yd - コースボール想定
最長飛距離:152yd
平均キャリー:155yd
平均総距離:171yd
※レジボール補正なし
コースボールで想定では、レンジボール(計測結果)より約10％程度 飛距離が伸びます。
◆バックスピン量：5327rpm
(7iの適正バックスピン量：7000回転前後)
飛距離の結論として、
『飛び系アイアンとしては普通。しかし、スタンダードロフトと比較すると優秀』
また、ミスヒットに強く飛距離のバラツキが少ない為、縦距離がそろう点は率直に素晴らしい！
以上の事から、
飛距離の安定感を求めるプレーヤーにはオススメできるでしょう！！
弾道イメージ(つかまり・直進性)
弾道イメージの結論は、
『つかまりは程よく、直進性も優秀なアイアン』
また、方向性の安定感は凄く優秀でした！
印象的だったのはつかまった曲がり幅の少ない弾道が安定して多く打てた点！
以上の事から、
方向性を安定させたい方にオススメできるでしょう！
▼多く出ていた弾道▼
◆ドロー
◆プッシュストレート
球の上がりやすさ
◆平均打ち出し角度：15.2°
(7iの適正打ち出し角15～20°)
◆平均最高到達点：20yd
(一般男性ヘッドスピードに近いUSLPGAプロの４U最高到達点25yd)
◆バックスピン量：5327rpm
(7iの適正バックスピン量：7000回転前後)
球の上がりやすさの結論として、
『拾い上げてくれるが、最高到達点は低め』といった結論。
また、バックスピン量も少な目な結果でした。
以上の結果から、
硬いグリーン・速いグリーンではグリーンON率が低くなる恐れがあるでしょう！
ただし、
ユーザーの方とラウンドしましたが、通常のグリーンでは問題なくグリーンONできていました。
打感・打音
打感・打音としては、
まず、打感は芯を食った時は柔らかくて弾き感がある良い打感です。
しかし、芯を外すと中空構造特有の中が空洞な独特の打感。
次に、打音も中空構造特有の「パキッ」といった音で良くないでしょう。
※以下は打感や打音を確認できる試打動画になります
構えやすさ・デザイン
▼構えやすさ▼
ボールを置いた時の構えた見え方はこの様な感じ。
構えやすさとしては、
『丸みのあるスッキリした顔立ちで構えやすい印象』
しかし、エントリーモデルの様な厚みが無い為、安心感はありません。
また、上級者の意見としてもっとシャープさが欲しいといった意見もありました。
デザイン
ブラッシュドスチールの質感。
シンプルかつ洗練れされたデザインでとてもかっこいいです！
トップブレードはシャープ感がありつつ、丸みのある顔立ちがカッコよさと安心感があります。
ソールにスピードポケットと少しオフセットしているのが分かります。
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他クラブとの比較マップ
P790と他クラブの比較結果は、
『同社のステルスアイアンと比較すると弾道の最高到達点が低い位置』
アイアンマップでは中央より左下のつかまる低弾道クラブの分類に属しています。
理由として最高到達点が平均20ydだった為。
しかし、平均最高到達点は低いですが、
寛容性があり下部ヒットでも球を拾い上げてくれる為、印象としてはもっと高弾道です。
一般ユーザー口コミのまとめ
一般ユーザーの口コミの結論として、
『クラブ性能・デザイン共に高評価』といった結果でした。
しかし、発売して期間が経っていない事からコスパは低評価です。
- 満足度 ：4.5/5点中
- デザイン：4.7/5点中
- コスト ：3.9/5点中
全体的な口コミについてですが、
まず、悪い口コミは『止まらない』『価格が高い』といった意見が見られました。
しかし、良い口コミでは『飛距離が安定する』『方向性が良い』『かっこいい』といった意見が多かった印象。
▼P790の良い口コミ▼
- シャフトフレックス：S
- ゴルファータイプ：エンジョイ
- 平均スコア：93～100
- ヘッドスピード：39～42m/s
- 平均飛距離：221～240yd
- 持ち球：ドロー
- 弾道高さ：高い
コメント
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000649520/reviews
■全体的な感想 今までステルスアイアン、カーボンシャフト使用 しており距離感が、イマイチ掴みきれずにおりました。
ゴルフショップ試打したところ非常に良い感覚でしたので下取り割使って買いました。
■デザイン むちゃくちゃカッコいいです。キャディバックに刺さっている姿を見ているだけで嬉しくなります。
■飛距離 ステルスアイアンよりは落ちますがたて距離は合いやすいかと思います。
■打感 大好きな打感です。
■方向性 安定してます。
■弾道高さ ステルスアイアンのロフトがかなり立っておりましたので自分の思う高さになってきた感じです。
▼P790の悪い口コミ▼
- シャフト：モーダス3 105
- シャフトフレックス：S
- ゴルファータイプ：セミアスリート
- 平均スコア：83～92
- ヘッドスピード：43～46m/s
- 平均飛距離：221～240yd
- 持ち球：ドロー
- 弾道高さ：高い
コメント
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000649520/reviews
最低です。私には全く不満だらけ。
mizunoMP55からの買い替えです。
スートエリアが広いそうですがmizunoMP55と大して変わらずようにさえ感じます。
高さで止める？？？ランランランで止まらず。
雑誌の情報で価格高いけど思い切って購入したものの全く私には合わず駄目でした。
※さらにP790の口コミは以下リンをチェック
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クラブスペック
| HEAD | #3 | #4 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ヘッド素材 / フェース素材(製法) | 軟鉄 [8620] (鋳造) + 内蔵タングステンウェイト + SPEEDFOAM AIR™ / クロモリ鋼 [4140] (鍛造) | 軟鉄 [8620] (鋳造) + SPEEDFOAM AIR™ / クロモリ鋼 [4140] (鍛造) | ||||||||
| ロフト角(°) | 19 | 21 | 23.5 | 26.5 | 30.5 | 35 | 40 | 45 | ||
| ライ角(°) | 60.5 | 61 | 61.5 | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 | 64 | ||
| 長さ (インチ) | N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105 | 39 | 38.5 | 38 | 37.5 | 37 | 36.5 | 36 | 35.75 | |
| N.S.PRO® 950GH NEO | ||||||||||
| Dynamic Gold EX Tour Issue | ||||||||||
| バランス | N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105 | D2 | D3 | |||||||
| N.S.PRO® 950GH NEO | D1 | D2 | ||||||||
| Dynamic Gold EX Tour Issue | D2 | D3 | ||||||||
| クラブ重量 | N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105 | [#5] 約410g / [#7] 約423g | ||||||||
| N.S.PRO® 950GH NEO | [#5] 約405g / [#7] 約418g | |||||||||
| Dynamic Gold EX Tour Issue | [#5] 約431g / [#7] 約443g | |||||||||
| グリップ | TM Tour Velvet 360 Black (径60/50g) | |||||||||
| SHAFT | フレックス | 番手・セット | |||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| #3 | #4 | #5 | #6-PW | LH #3 | LH #4 | LH #5 | LH #6-PW | ||
| N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105 | S | △ | ● | ● | ● | △ | △ | △ | △ |
| N.S.PRO® 950GH NEO | S | △ | ● | ● | ● | △ | △ | △ | △ |
| Dynamic Gold EX Tour Issue | S200 | △ | ● | ● | ● | △ | △ | △ | △ |
| SHAFT | フレックス | シャフト重量(g) | トルク | キックポイント | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| N.S.PRO® MODUS3 TOUR 105 | S | 106.5 | 1.7 | 元 | ||
| N.S.PRO® 950GH NEO | S | 98 | 1.7 | 中 | ||
| Dynamic Gold EX Tour Issue | S200 | 131 | – | 元 | ||
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事は『P790(2023)アイアン』の試打レビュー・口コミ記事でした。
P790アイアンは飛距離・方向性の安定感はとても評価されています！
その証拠に幅広いゴルファーから人気があり、売れています。
また、初心者の方は少し難しさを感じるでしょう。
しかし、P790となら上達していけるアイアンです！
最後に、同社のステルスアイアン記事もあり、よければ併せて読んでいただければ幸いです。
ステルスアイアンは難しい? 初心者でも扱える？試打計測で徹底解説
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