今回の記事はゴルフにとって重要なアドレスになります。
練習場でクラブを握ったら次に初心者が思うのは「どうやって構えればいいだろう?」となります!
そこで今回はアドレス(構え)について解説していきます。
アドレスはショットにおける大切な部分になりますのでしっかりチェックしてくださいね。
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- ゴルフ始めたばかりの初心者
- 100切り前の初心者
- 改めてアドレスについて知りたい人
ところでアドレスってそんなに大切なの?
アドレスによってナイスショットの確率はすごく変わってくるんだ!
アドレスを侮りがだけどとっても大切なのでちゃんと理解しよう
アドレスのポイント
ゴルフのアドレスでも構成されるポイントがいくつかありますのでまずそのポイントをご紹介します。
- アライメント
- スタンス幅
- ボールの位置
- 前傾角
- 腕の位置
- 膝の角度
- 重心位置
- 軸の傾き
以上の様に、アドレスだけでもいくつも注意する点はあります。
その為、アドレスを正しく取るのも一つの技術と言えるでしょう。
では、アドレスの構成されるポイントを見ていきましょう。
アライメント
アライメントとはターゲットに自分が向いている向きなります。
練習場の場合はゴルフマットがあってアライメントは取りやすいですが、コースに行くと打ちたい方向に対して向けていないことがあります。
この状態ではせっかくナイスショットしても違うところにボールが飛んでいってしまうのでアライメントはとても大切です。
そしてアライメントの取り方としてはターゲット及びスパットに対してクラブフェース面を合わせ、次に合わせたフェース面に対して肩・腰・足が垂直(飛球線とは水平)に向いている状態がいい状態です。
(少し難しい話ですがフェードボールやドローボールでは違ったりします)
ボールの位置
初心者の方でありがちですがボールの位置を全部同じ位置で練習している方を見かけます。
ボールの位置で正しくセット出来るとミート率や球筋が変わってきます。
理由としてはゴルフクラブの長さは基本的には違う長さです。
その為極端な話ですがドライバーのボール位置とウェッジのボール位置を同じようにしたら、当たる物も当たらない状況で練習することになります。その為、しっかりボールの位置を覚えて練習しましょう。
◆ボール位置
- ドライバー・・・左足かかと線上
- ウッド~ユーティリティー:ドライバーのボール位置よりボール1~2個分内側
- ミドルアイアン:スタンス中央ボール位置から1~2個分外側
- ショートアイアン:スタンス中央から右にボール半個~1個分外側
- ウェッジ:スタンス中央から右にボール1個半~2個分外側
ボール位置は打ちたい球筋によっても変わってきますし、個人差で打ちやすい位置はあるので、一概に絶対にここに置くべきポジションはありませんので、練習していくうちに自分の打ちやすい位置を見つけていってくださいね。
しかし、上級者やプロが全部同じボール位置で打っている人を見たことはありません。
スタンス幅
スタンス幅は足を開く幅になり、7番アイアンではボールを自分の中心に置き肩幅程度にスタンスを取ります。
ドライバー等の7番アイアンより大きい番手であれば1〜2足分まで広げていき、ウェッジ等の小さい番手であれば肩幅よりも狭めて行きます。
◆ドライバーのスタンス幅
◆ウェッジのスタンス幅
前傾角
こちらはスタンス幅をとって上半身が垂直な状態から、クラブの長さに合わせて上半身を前傾させることを言います。
前傾角が適切でないとトップやダフリ等の原因になります。また、前傾角はドライバーが前傾角が浅く、ウェッジが前傾角が深くなります。
前傾角の取り方としては腰を曲げるのではなく、股関節からもしくは骨盤から前傾させると正しい前傾姿勢を取りやすいです。
腕の位置
腕の位置は前傾角を取った後に腕を垂直にぶらり脱力した状態になるといい状態でしょう。
こちらも腕の位置を間違ってしまうとシャンクやチーピン等と様々なミスにつながります。
膝の角度
膝の角度はゴルファーでも軽く曲げるタイプの人もいればしっかり曲げるタイプの人もいます。
ただし傾向として軽く曲げるタイプはフットワークを使いやすく体重移動がしやすい為、力が出しやすいメリットがあると言われています。また、しっかり膝を曲げるタイプは安定感が生みやすいと言われています。ただしどちらもやり過ぎると力が出しにくかったりミート率が悪くなったりしますのでご注意ください。
重心位置
体の重心位置はアドレス時にどの場所に重心があるかになります。
スタンダードとしては母指球の位置に重心がかかると良いとされていて
つま先側に重心がかかり過ぎるとシャンク、スライスになる原因になり、かかと側に重心がかかり過ぎるとチーピン、フックの原因になります。
軸の傾き
軸の傾きとはアドレス時に自分の体の中心が飛球線に対してのどのように傾いているかになります。
通常であればアドレス時に若干右に傾きます。
その理由とはグリップすると右手が左手より下に握る為、肩が水平よりも右肩が少し下がるので自然と体の軸も右に傾きます。
また、ドライバーになるとアッパーブローになる為、右の傾きが大きくなり、ウェッジになるとダウンブローになる為、右の傾きがなくなって行きます。
アドレスの順番
今まで解説してきたアドレスのポイントの流れを簡単にご紹介します!
- ターゲット方向にクラブと体の向きを揃えアライメントを取る
- クラブの長さに合わせた前傾姿勢を取る
- クラブの番手や打ちたい球筋によってボールの位置を決める
- 両足を広げスタンスをとる
- 膝を曲げる
- 腕を脱力して垂直に手を降ろし両手でクラブを握る
- 重心位置が正しいか小さく足踏みをして確認
- 最後にそれぞれ微調整をする
※あくまでも一例の為、ゴルファーによって順番や内容が変わってくることはご承知おきください。
まとめ
▼アドレスのポイント
- アライメント
- ボールの位置
- スタンス幅
- 前傾角
- 腕の位置
- 膝の角度
- 重心位置
- 軸の傾き
▼アドレスの順番
- ターゲット方向にクラブと体の向きを揃えアライメントを取る
- クラブの長さに合わせた前傾姿勢を取る
- クラブの番手や打ちたい球筋によってボールの位置を決める
- 両足を広げスタンスをとる
- 膝を曲げる
- 腕を脱力して垂直に手を降ろし両手でクラブを握る
- 最後にそれぞれ微調整をする
ここまでお読みいただきましてありがとうございました!
今回の記事はゴルフでとても大切になるアドレスについてでした!!
アドレスは初心者の頃は特に重要性を感じれずおろそかにしがちですが、アドレスによってナイスショットになるのかミスショットになるのか大きく影響が出る為、皆さんもアドレスに気を付けて練習してみてくださいね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう!!
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