タイトリストT350アイアンを試打したので、T350がどんな方向けか口コミ・レビューします。
- タイトリストT350アイアンを検討中の方
- アイアンが苦手な初心者の方
- 『100切り』の目標を達成したいアベレージゴルファーの方
今回は上記の様な方に向けた『タイトリストT350アイアン』の試打・評価記事になります。
上記のような方にとって、クラブ選びの参考になりますので、是非読んでみてくださいね。
個人的な感想としては、
100切り前後のアベレージゴルファーの方や初心者の方は、T350はかなりオススメ！
理由は『優しい』『飛ぶ』『かっこいい』に加え、90切りまでは使え、長く使用できるクラブだからです。
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試打評価・口コミの結論
先に結論からお伝えすると、『つかまりが良く、球も上がり、飛距離も出る優しいアイアン』です。
また、『初心者の方でも扱える優しいアイアン』と感じました。
主なターゲット層としては以下をご覧ください。
- スコアが110、120以上の初心者
- 100前後のアベレージゴルファー
- 優しさを求める中級者
では、試打計測して感じたオススメする人・しない人をお伝えします。
- つかまりが欲しいスライサーの方
- 球を上げてくれるクラブをお求めの方
- アイアンでも飛距離を求める方
- 左方向がのミスが怖いフッカーの方
- 球が上がり過ぎる方
- 操作性を求める上級者の方
タイトリストT350アイアンの試打評価
ヒポがタイトリストT350の試打した率直な評価です。
総合平均点:8.5点
- 飛距離:9点
- 捕まり:9点
- 上がりやすさ：10点
- 安定性:10点
- 直進性：8点
- 打感・打音:6点
- 構えやすさ：7点
- デザイン：9点
T350アイアンの総合評価の結果は、10点中8.5点といった高評価でした。
全体を通して印象に残ったのは、
T350はアベレージゴルファー・初心者ゴルファーでも扱え、優しく仕上げているといった点。
また、中級者も優しさの恩恵を受けれるでしょう。
球がつかまって、上がりやすく、飛距離も出るといった3拍子揃っています。
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タイトリストT350アイアンの計測データ
続いては実際の試打データを見てみましょう。
- ヘッド：T350(2023)
- ロフト角：7番 29°
- シャフト：N.S.PRO 105T
- 弾道計測器:GARMIN Approch R10
- ボール：レンジボール
※レンジボール補正なし
- ドライバーヘッドスピード:40～43(標準的)
- 7番アイアン：キャリー140yd、総距離150yd
- 持ち球:フェードをドローに変更中
- 球の高さ：普通
▼計測データ▼
▼平均データ▼
| ヘッドスピード(m/s) | 36.1 |
| ボールスピード(m/s) | 47 |
| スマッシュファクター | 1.3 |
| 打ち出し角度(°) | 16 |
| 打ち出し方向(°) | 1.3 |
| バックスピン(rpm) | 6830 |
| サイドスピン(rpm) | 245(左方向) |
| スピン軸の傾き(°) | 2.3(左方向) |
| 最高到達点(yd) | 27 |
| センターからのブレ(yd) | 1(左方向) |
| キャリー(yd) | 142 |
| 総距離(yd) | 153 |
計測データは以上です。
平均ヘッドスピードは36.1m/sでボールスピードは47m/sです。
また、スマッシュファクターも1.32で、アマチュアが参考に出来る数値と言えるでしょう。
では、続いて各データ項目を見ていきます。
飛距離
※レジボール補正なし
コースボールであれば計測結果より約10％程度飛距離が伸びるとされています。
まず、ボール初速が47m/sでT200と比較すると明らかに１～2m/s程速くなってます。
また、飛距離を見てみると、最大飛距離は159yd・平均キャリーは142yd・平均総距離は153ydになります。
コースボールで想定すると、最大飛距離175yd・平均キャリー156yd・平均総距離168ydでしょう。(通常のロフト角(33～36°)からすると1～2番手くらい飛距離UP)
以上の事から、飛び系アイアンでも申し分ない飛距離性能を発揮した結果が出ました。
弾道イメージ(つかまり・直進性)
結論は弾道イメージは高弾道で左方向につかまった球が出ます。
また、T200と比較すると、曲がり幅が少なく、
直線的に左方向に飛んで行く弾道イメージでしょう。
◆フック
◆ストレート(ドロー回転)
上記の様に、
T350アイアンは左の弾道が8割がセンターor左方向に着弾。
サイドスピン量を見ても、平均245rpm・多い時535rpmと左回転方向が多い測定結果になりました。
以上から、左方向に打ち出せる為、スライスサーの方には相性がいいでしょう！
しかし、左が怖いフッカーには不向きと言えます
球の上がりやすさ
次に球の上がりやすさですが、上がりやすさを評価する『打ち出し角度』『ピーク時の高さ』を見てみます。
平均打ち出し角度は16°で、最高到達点は27ydです。
(一般男性ヘッドスピードに近いUSLPGAプロの最高到達点26yd)
以上の事から、球が上がらない事が分かります。
試打して感じた率直な感想として、
特に芯に当たった時、球の高さが出玉からとても高いので、球が上がらない事が悩みの方は、頼もしい相棒になりそうです。
打感・打音
打感・打音としては、T200アイアンとあまり違いはなく以下のようでした。
◆打感
芯を食った時は『柔らかく弾き感』があり、芯を外した時でも極端に硬さを感じる事はありません。
◆打音
若干『パキッ』といった様な中空の独特な打音でイマイチでした。
慣れれば問題ないと思いますが、キャビティやマッスルバックを使用している方は気になるでしょう。
＼T350アイアン試打動画はこちら／
構えやすさ
上から見た構えた見え方はこの様な印象。
飛び系アイアン為、トップブレードの肉厚もやや太めの為、安心感があると感じるでしょう。
逆に、太さが構えにくいと感じる方もいると思います。
ボールを置いた時の構えた感じはこの様な見え方。
グースネックの為、つかまりそうな印象を受けます。
また、ヘッド全体も大きさも大きいので安心感も持てるでしょう。
デザイン
バックフェースは、タイトリストロゴ・モデル名等が施されシンプルかつ洗練されたデザイン。
前作T300と比べてもデザイン性が向上し、キャディバックに入れていて、テンションが上がるクラブでしょう。
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クラブ情報
続いてヘッド・シャフトのクラブ情報をお伝えします
▼ヘッドテクノロジー▼
◆プレーヤーニーズを叶える新構造
T200よりも大きめのヘッドサイズを持ち、さらなる許容性を目指して開発されたT350は、プレーヤーが求めるピュアな打感をキープしながら、最大限の許容性を提供します。
新次元の弾道パフォーマンスとフィーリングは、T200のボディ設計からインスピレーションを得た、新しいマルチマテリアルの中空ボディ構造によって実現されています。
◆フェース全体で高初速を実現
進化したマックスインパクトテクノロジーと、その効果を最大限に高める新しい鍛造デュアルテーパーフェースの組み合わせによって、フェースの広範囲で驚異的なボールスピードを発揮し、イメージ通りの番手別キャリーを提供します。
▼クラブスペック▼
| 番手 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | P | W |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロフト角 | 20° | 23° | 26° | 29° | 33° | 38° | 43° | 48° |
| ライ角 | 61.5° | 62° | 62.5° | 63° | 63.5° | 64° | 64° | 64° |
| クラブ長さ | 38.5 | 38 | 37.5 | 37 | 36.5 | 36 | 35.75 | 35.5 |
| クラブ重さ NS PRO 105T | 約407g | 約420g | ||||||
| クラブ重さ NS PRO 880AMC | 約395g | 約414g | ||||||
| クラブ重さ TENSEI AV BLUE | 約377g | 約390g |
▼グリップ▼
| 口径 | 重さ |
| M60 | 50ｇ |
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タイトリストT350(2023)の一般ユーザー口コミ
こちらでは一般ユーザーのT350口コミを紹介します
■全体的な感想 T200(2019)からの買い替えです。 T200かT350にするか、めちゃくちゃ迷った末、T350にしました。 2023モデルはとにかくデザインが秀逸ですね。実物はもっと良かったです。 全番手同じデザインで統一感がある。880AMCも軽めで振り抜きが良い。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000715005/reviews
■デザイン とにかくカッコイイです。グースも気にならないし、それ程、大きさ、 リーディングエッジの厚みも感じない。
■飛距離 飛距離はT200(2019)より少し飛ぶくらいで、ぶっ飛びではない。 もっと飛ぶと思ってた。とにかく弾道が高い。前より上にって感じ。
■打感 良いと思う。芯を喰えば、吸い付く様な感覚があります。 T200(2019)の方が弾く感じがあった。
■方向性 曲がらない。直進性が良い。
■弾道高さ 高くて、スピンも入るので、高さとスピンの両方で止められる。 但し、風の影響を受けやすそうなので、それだけが心配。
T300（2019）→T300（2021）はそこまで違いを感じられなかったが→T350となり劇的に進化。
https://lesson.golfdigest.co.jp/gear/catalogue/iron/gca000015925701.html
ロフト角、ライ角、長さ、全て一緒、なんなら振り心地も一緒。しかし打った球だけが大違い。つまり買い換えるだけで結果が変わるアイアン。簡単に球が上がり、弾道も高く、しっかり止まる。ここまで違うと、なるほどT300ではなくT350としたのも納得できる。打感も柔らかくなり見た目もシリーズ中1番お気に入り。
※GDO公式サイトより引用。
GDOサイトの満足度は5点中4.4と高評価。
その中の意見として多く寄せられていた良い意見は、
「球がとても高く上がる」「直進性が高い」「かっこいい」といった意見です。
最近、発売されたクラブの為、悪い意見が見当たりませんでした。
＼さらに口コミを見たい方は以下リンクをチェック／
まとめ
ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
- つかまりが欲しいスライサーの方
- 球を上げてくれるクラブをお求めの方
- アイアンでも飛距離を求める方
- 左方向がのミスが怖いフッカーの方
- 球が上がり過ぎる方
- 操作性を求める上級者の方
今回の記事は『タイトリスト T350アイアン』の試打レビュー記事でした。
T350はタイトリストの2023年Tシリーズの中では一番優しいモデルで、アベレージゴルファーや初心者ゴルファー向けです。
また、タイトリストはそのデザイン性の高さからファンも多く、ゴルフ界のメルセデスベンツとも言われるメーカー。
そんな、カッコよくて性能も高いタイトリストT350を検討してみては如何でしょうか。
この記事が皆様のアイアン選びの一助になれば幸いです。
以上、ありがとうございましたー！
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