
テーラーメイドQi10MAXドライバーを計測試打したので、
レビュー・口コミをお伝えします
- テーラーメイドQi10MAXドライバーの購入検討中の方
- 直進性が高いドライバーをお求めの方
- 高弾道のゴルフクラブをお求めの方
今回は上記のような方に向けた『テーラーメイドQi10MAXドライバー』の試打・口コミ記事になります。
上記のような方にとって、クラブ選びの参考になりますので、是非読んでみてくださいね。
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試打評価・口コミの結論
先に結論からお伝えすると、
『飛距離は平凡。しかし高弾道で直進性が優れたドライバー』です!
また、つかまり具合はニュートラルで左右どちらの弾道が出ました。
では、試打して感じたオススメする人・しない人をお伝えします。
- 低弾道で球が上がりにくい方
- テーラーメイドで曲がらないクラブが欲しい方
- ドローやフェードの打ち分けがしたい方
- バックスピン量が多めの球が上がり過ぎる方
- 重度のフッカー・スライサーの方
以上の事から、
高弾道で曲がり幅が少なく、左右どちらの弾道を打ち分けたい方にオススメ。
しかし、弾道をクラブで補う、もしくは決定してほしい方には不向きでしょう。
(例えばスライサーの方で、クラブでボールをつかまえて欲しい方)
Qi10MAXドライバーの試打評価

忖度なしのQi10MAXドライバーの試打評価をお伝えします

総合評価:7.4点
- 飛距離:7点
- つかまり:5点
- 安定性:5点
- 上がりやすさ:10点
- 直進性:8点
- 打感・打音:7点
- 構えやすさ:8点
- デザイン:8点
ドライバーの総合評価の結果は、10点中7.4点といった評価です。
試打して各項目の中で印象に残った高弾道な点。
球が上がりやすいので、低弾道飛距離をロスしている方は飛距離が伸びそうです。
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Qi10MAXドライバーの計測結果

ではQi10MAXドライバーの計測データをお伝えします
- ヘッド:Qi10MAXドライバー
- ロフト角:10.5°
- シャフト:Diamana BLUE TM50 S
- 弾道計測器:GARMIN Approch R10
- ボール:レンジボール
- ドライバーヘッドスピード:40~43(標準的)
- ドライバー平均飛距離:夏場 230yd前後
冬場 210~220yd - 持ち球:ドロー
- 球の高さ:普通
▼試打球の分布図▼

▼平均データ▼
ヘッドスピード(m/s) | 40.2 |
ボールスピード(m/s) | 56.2 |
スマッシュファクター | 1.4 |
打ち出し角度(°) | 15.1 |
最高到達点(yd) | 28yd |
バックスピン(rpm) | 2940 |
サイドスピン(rpm) | 184(左方向) |
スピン軸の傾き(°) | 5.2(左方向) |
打ち出し方向(°) | 0.8(右方向) |
センターからのブレ(yd) | 8.8(右着弾) |
キャリー(yd) | 185 |
総距離(yd) | 204 |
計測データは以上です。
平均ヘッドスピードは40.2m/sでスマッシュファクター(ミート率)は1.4で、アマチュアが参考に出来る数値と言えるでしょう。
では、続いて各データ項目を見ていきます。
飛距離

※レジボール補正なし
コースボールに置き換えると、レンジボール(計測結果)より約10%程度 飛距離が伸びます。
飛距離の結論として、『冬場を考慮しても’平凡’な飛距離性能』でした。
計測時の平均ヘッドスピードが40.2m/sで、ボールスピードは46.5m/s。
レンジボールでの飛距離は最長飛距離219yd・平均キャリー185yd・平均総距離204ydでした。
また、コースボールで想定すると、最長飛距離241yd・平均キャリー203yd・平均総距離225ydでした。
冬場で飛距離が出にくい環境を考慮しても飛距離は平凡と言える結果でした。
方向性(つかまり・直進性)
次に方向性の結論として『左右どちらの弾道も出ます。』
特に印象に残ったのは、
『つかまえた感覚があるのに、スライス球が何発か出た』ことが気になりました。
しかし、つかまる時はつかまったフックボールが出ました。
その為、方向性のフィーリングとして気持ち悪さの残る結果。
◆ストレート


◆フック


◆スライス


上記の様に、
ショットを上手く打てた時は球の曲がり幅は少ないです。
しかし、少しでもミスが出ると曲がり幅は大きかったです。
以上の事から、方向性の安定感は高くないと言えるでしょう。
球の上がりやすさ
先に結論から『バックスピン量多めで球が上がりやすい』といった試打結果。
では、球の上がりやすさですが、指標となる『打ち出し角度』『ピーク時の高さ』を見てみましょう。
平均打ち出し角度は15.1°で、平均の最高到達点は28yd 一番の最高到達点は31ydでした。
(一般男性ヘッドスピードに近いUSLPGAプロの最高到達点26yd)
また、バックスピン量を見てみると、平均2940rpmで、更に多い時は5292回転と多めの結果。
上記の点を考慮すると、
球が上がりにくい方が使用すれば、キャリーが伸びて飛距離が伸びるでしょう。
打感・打音
カーボンフェースの為、打感・打音は好みは分かれるでしょう。
◆打感
打感は柔らかさを感じ、芯を外しても極端に硬さを感じません。
しかし、チタンフェースとは違う為、チタンで慣れた方は気持ち悪さを感じるでしょう。
◆打音
ステルスと比較するとカーボンフェースらしい音は薄れましたが、それでもチタンフェースの様な金属音ではありません。
打音は中音で、良くもなく悪くもなくといった印象でした。
構えやすさ

上からの構えた見え方はこの様な印象。
今回から切り替えがなくなりシンプルに黒塗りクラウンに仕上がり、曲線も綺麗に仕上がっています。
顔はとても綺麗な為、上級者も納得できるでしょう。

ボールを置いた時の構えた見え方はこの様な印象。
ややフックフェース気味の為、つかまりそうなイメージを持てるでしょう。
デザイン


今回のQi10シリーズのデザインコンセプトはベースカラーが青色で、ポイントカラーに黄色が映えるデザイン。
また、バックフェースは上記画像の通りで、オーソドックスで万人に受け入れられるでしょう。
青のカーボンフェースで手触りも少し抵抗を感じ、ボールが滑りにくい印象が持てます。
ステルスシリーズよりQi10シリーズの方が青が基調で、集中力が増すイメージが持てる為、Qi10シリーズの方が好みと感じました。
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クラブ情報

続いてヘッド・シャフトのクラブ情報をお伝えします
▼ヘッドテクノロジー▼
◆MOIとは?
※Taylormade公式サイトより出典
MOI(慣性モーメント)とは、物質の回転運動に対しての抵抗力を示した数値。
ゴルファーにとっては、インパクト時の安定性とやさしさ(ミスヒットしてもクラブが開きにくい)を図る上で大切な指標だ。
「Qi10 MAX」ドライバーが達成した10Kの慣性モーメントは、ただの数字ではない。それは、やさしさの新世界基準だ。
◆寛容性、直進性、ヘッドのすべてMAXサイズ

※Taylormade公式サイトより出典
カーボンウッドによって生みだされた余剰重量によりQi10シリーズ最大のヘッドサイズを実現。
さらに、余剰重量をヘッド前方と後方に配置することで、ヘッド全体の慣性モーメントを大幅に向上。
ゴルファーが求める飛距離だけでなく、今までにない「やさしさ」を極限まで探求。
◆進化したインフィニティーカーボンクラウン

※Taylormade公式サイトより出典
クラウンに使われているカーボン使用量を97%まで大幅にアップした「インフィニティ―カーボンクラウン」を搭載。
カーボンによって生みだした余剰重量を、新しいヘッド形状や、ヘッド内部に再配分することで、さらに高い慣性モーメントを実現。
さらに、フェース上部に施されたアライメントが、アドレス時の目標に対しての構えやすさを向上。
◆エネルギーの伝達効率がさらにUP

※Taylormade公式サイトより出典
第3世代の「60層カーボンツイストフェース」と、フェースを支える「新開発フレーム」を採用。
従来のチタン製ヘッドと比べ、圧倒的な軽量化を実現。
インパクト時、ボールへのエネルギー伝達効率を高め、ボール初速アップに貢献。
さらに、ミスヒットしても無駄なスピンを抑えボール初速をキープ。
▼クラブスペック▼
HEAD | Qi10 MAX DRIVER / キューアイテン マックス ドライバー | |
---|---|---|
ヘッド素材 / フェース素材 | チタンフレームボディ [9-1-1 ti] + インフィニティカーボンクラウン + カーボンソール + 特殊強化カーボンコンポジットリング + MOIバックウェイト(30g) + フロントTSSウェイト / 新60層カーボンツイストフェース + PUカバー | |
ヘッド体積 (㎤<㏄>) | 460 | |
ライ角(°) | 58 (STD) – 62 (UPRT) | |
長さ (インチ) | Diamana BLUE TM50 | 45.25 |
※Taylormade公式サイトより出典
SHAFT | FLEX | ロフト角(°) | |||
---|---|---|---|---|---|
9 | 10.5 | 12 | LH 10.5 | ||
Diamana BLUE TM50 | S | ● | ● | △ | △ |
SR | △ | ● | △ | △ | |
R | △ | ● | △ | △ |
SHAFT | Diamana BLUE TM50 | |||
---|---|---|---|---|
フレックス | S | SR | R | |
クラブ重量(g) | 約310 | 約306 | 約304 | |
シャフト重量(g) | 約58 | 約56 | 約54 | |
トルク | 4.3 | 4.6 | 4.9 | |
バランス | D3.5 | D3 | D3 | |
キックポイント | 中 | |||
グリップ | TM Tour Velvet 360 Black/Blue CP (径60/47.5g) |
※Taylormade公式サイトより出典
▼シャフトスペック▼

※Taylormade公式サイトより出典
\更に詳細はTaylormade公式サイトをチェック/
ユーザーの口コミ

こちらでは一般ユーザーのQi10の口コミを紹介します
▼良い口コミ▼
ロフト:10.5
シャフト:SIM2で使っていたDiamana PD60に差し換え
シャフトフレックス:S
ゴルファータイプ:
エンジョイ 平均スコア:83~92
ヘッドスピード:43~46m/s
平均飛距離:241~260yd
持ち球:フェード
弾道高さ:普通■全体的な感想 SIM2 MAX-Dからの買い換えでしたが、ショットの安定感と飛距離が抜群に向上していました。左右のブレは+-10y以内に収まる感じで、飛距離は10-20yほど伸びました。エンジョイゴルファーの私にとってはとても扱いやすくてラウンドが楽しみです。
■デザイン 漆黒の艶がカッコイイです。
■飛距離 SIM2 MAX-Dから飛距離は10-20yほど伸びました。
■打感 ほどよい柔らかさとボールのフェイスに乗って飛ぶ感じが無理なチカラを入れずにスイング出来てフィーリング良し。
■方向性 SIM2 MAX-Dから+-10y以内に収まる感じでほぼストレートボールになりました。
■弾道高さ 少し高めな感じですが、カチャカチャでいじった通りの高さ変化がありました。
ロフト:10.5
シャフトフレックス:R
ゴルファータイプ:セミアスリート
平均スコア:83~92
ヘッドスピード:35~38m/s
平均飛距離:181~200yd
持ち球:フェード
弾道高さ:普通本日、試打してきました。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000730741/reviews?p=2
今まで曲がらないといえばPINGのG425や430でしたが、テーラーメイドがついに飛んで曲がらないクラブを開発したんだなと思いました。
これは即買いでした!
▼悪い口コミ▼
ロフト:9
シャフト:テンセイブルー
シャフトフレックス:S
ゴルファータイプ:アスリート
平均スコア:73~82
ヘッドスピード:50~m/s
平均飛距離:261~280yd
持ち球:ストレート
弾道高さ:普通打ってみた感じステルス2が更に簡単になっただけ。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000730741/reviews?p=2
打感は少し変わったが飛距離や操作性は差はない。
だとしたらステルス2を買った方がいい。
ロフト:9.5
シャフト:ベンタス tr ブルー
シャフトフレックス:S
ゴルファータイプ:セミアスリート
平均スコア:83~92
ヘッドスピード:43~46m/s
平均飛距離:241~260yd
持ち球:ドロー
弾道高さ:普通性能はステルス2とさほど変わらない感じ お金に余裕あってステルスに飽きたら買えばいい 私はなんだかんだでカーボンの音が苦手で試打のみですが安定して飛ぶクラブであることは間違いない。
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000730741/reviews?p=2
※GDO公式サイトより出典
GDOサイトの満足度は、4.5点と高評価でした。
また、その意見の中で良い口コミは「曲がらない」「飛距離が伸びる」といった意見が寄せられていました。
悪い口コミでは「ステルス2と変わらない」「打音が嫌い」といった様な意見も見られる印象。
以上の事から、
悪い意見もありますが、Qi10MAXはユーザー評価の高いクラブでしょう。
まとめ

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事は『Qi10MAXドライバー』の試打レビュー記事でした。
今作は発売前から非常に評価が高く、『優しい、曲がらない、安定して飛ぶ』といった意見が寄せられていました。
しかし、他メーカーから出ている優しいドライバーと比較すると、飛ばない、つかまらない印象。
それでも、高弾道や直進性は優れているでしょう。
この記事が皆様のドライバー選びの一助になれば幸いです。
以上、ありがとうございましたー!
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