
i500アイアンを試打レポートの結果をお伝えします
今回は『i500アイアン』の試打評価・口コミまとめ記事になります。
i500は2つ前のモデルでお値打ちな値段で手に入る中空アイアンの為、気になっている方も多いでしょう。
しかし、
『飛距離性能は?』『i500ってどんなクラブ?』『ユーザーの口コミは?』といった疑問が浮かびますよね。
そこで、
この記事を読めば、実際の試打によるi500の詳細解説で、あなたの疑問を解決します!
- i500のクラブ性能(飛距離性能含む)
- i500をオススメする方・オススメしない方
- i500の口コミ
\新ジャンルの飛び系ブレード誕生 ブレード形状なのに、飛ぶ i500/
i500は飛ぶのか?(試打・評価の結論)
飛距離性能の結論からお伝えすると、
『飛び系アイアンの飛距離としては普通』です。
しかし、スタンダードロフトアイアンからすると飛距離は優秀でしょう!
詳細は計測データの飛距離で解説します。
また、クラブ性能の結論をお伝えすると、
『つかまりにくく直進性が優秀で、強弾道なアイアン』といった結果。
主なターゲット層としては以下になります。
▼ターゲット層▼
- アベレージゴルファー~上級者
スコア100以下~
では、試打して感じたオススメする人・しない人をお伝えします。
- 飛距離が欲しい方
- 直進性が高いアイアンが欲しい方
- 見た目がシャープでデザインが良いクラブが欲しい方
- コスパの良い飛び系アイアンを手に入れたい方
- つかまりが欲しいスライサー
- 打感打音にこだわる方
- アイアンにも安定感を求める方
総合評価

i500の試打評価をお伝えします

総合評価:6.9点/10点中
- 飛 距 離 :8点
- つかまり :4点
- 安 定 性 :5点
- 上がりやすさ:6点
- 直 進 性 :9点
- 打感・打音 :6点
- 構えやすさ :8点
- デザイン :9点
総合評価の結果は、10点中6.9点といった評価です。
つかまり・安定性は低評価でした。
しかし、直進性やデザインは高評価といった結果。
\新ジャンルの飛び系ブレード誕生 ブレード形状なのに、飛ぶ i500/
計測データ

それではi500アイアンの計測データをお伝えします
- ヘッド:i500アイアン
- ロフト角:7I(29°)
- シャフト:NSプロ950GH
- 弾道計測器:GARMIN Approch R10
- ボール:レンジボール
- ドライバーヘッドスピード:40~43(標準的)
- 7I飛距離:150yd前後
- 持ち球:ドロー
- 球の高さ:普通
▼試打の分布図▼

▼平均データ▼
ヘッドスピード | 36.7(m/s) |
ボールスピード | 46.4(m/s) |
スマッシュファクター | 1.37 |
打ち出し角度 | 15.2(°) |
最高到達点 | 20(yd) |
バックスピン | 5217(rpm) |
サイドスピン | 270(rpm) ドロー回転 |
スピン軸の傾き | 3.3(°) 左方向 |
打ち出し方向 | 2.1(°) 右方向 |
センターからのブレ | 2.4(yd) 右方向 |
キャリー | 142(yd) |
総距離 | 153(yd) |
計測データは以上です。
では、上記を踏まえて各データ項目を見ていきます。
飛距離
▼最長飛距離▼

◆7I飛距離の基準
140yd前後:△
150yd前後:〇
160yd前後:◎
- レンジボール飛距離
最長飛距離:160yd
平均キャリー:142yd
平均総距離:153yd - コースボール想定(参考)
最長飛距離:176yd
平均キャリー:156yd
平均総距離:168yd
※レジボール補正なし
コースボールで想定では、レンジボール(計測結果)より約10%程度 飛距離が伸びます。
◆バックスピン量:5217rpm
(7iの適正バックスピン量:7000回転前後)
飛距離の結論として、
『一発の飛距離はあるが、平均飛距離は平凡』といった結果。
試打しての印象として、
i500は芯を食うと強弾道で真っすぐ飛んで行くが、芯を外すと飛ばなくなる為、寛容性は高くないです。
以上の事から、
ミート率が高いゴルファーは飛距離の恩恵を受けられオススメできるでしょう!!
しかし、
ミート率が悪い方にはただの飛距離が普通なアイアンになるでしょう。
弾道イメージ(つかまり・直進性)
弾道イメージの結論は、
『つかまりはやや控え目、直進性は優秀なアイアン』
多く出ていた弾道はプッシュストレートでインパクトした方向に真っすぐ飛んで行く様な弾道でした。
その為、つかまえれる方や打ち出し方向が安定している方にはオススメできます。
しかし、打ち出し方向が右方向の多い方や安定しない方にはオススメできません。
◆7I方向性の基準
左右ブレ幅
40yd以内:△
30yd以内:〇
20yd以内:◎
◆i500左右ブレ幅(MAX値):28yd (左14yd~右14yd)
◆センターからブレ(平均値):右方向に2.4yd
↑つかまり具合を参考にできる数値
◆サイドスピン量(平均値):フェード回転 114pm、ドロー回転 359rpm
(7i適正サイドスピン量:1000回転以内)
↑直進性を参考に出来る数値
▼多く出ていた弾道▼
◆プッシュストレート


◆曲がり幅の少ないフック


球の上がりやすさ
◆平均打ち出し角度:15.2°
(7iの適正打ち出し角15~20°)
◆平均最高到達点:20yd
(一般男性ヘッドスピードに近いUSLPGAプロの4U最高到達点25yd)
◆バックスピン量:5217rpm
(7iの適正バックスピン量:7000回転前後)
球の上がりやすさの結論として、
『バックスピン量が少なく、低弾道(強弾道)』といった試打結果。
下部ヒットでもそれなりには上げてくれますが、弾道の高さは低く真っすぐ飛ぶ弾道イメージ。
以上の結果から、
風に負けない強い弾道を打ちたい方にはオススメ。
しかし、高弾道な球筋を求める方には不向き。
打感・打音
打感・打音としては、
打感は弾き感が凄くあり、操作できる感覚はあまりありません。
芯を食った時は柔らかさは感じれます。
次に、打音は芯を食った時はアイアンらしい良い音です。
ただし、芯を外すと中空構造特有の「パキンッ」といった音になります。
※以下は打感や打音を確認できる試打動画になります

構えやすさ・デザイン
▼構えやすさ▼

ボールを置いた時の構えた見え方はこの様な感じ。
構えやすさとしては、
『シャープな顔立ちで、ターゲット方向に構えやすい』といった印象。
ただし、ブレード幅が薄い為安心感はありません。
その為、中級者以上であれば構えやすいですが、初心者は不安に感じるかもしれません。
デザイン

シンプルでマッスルバックをイメージさせるデザインでかっこいいです!

トップブレードが薄く、ヘッドが面長にインパクトエリア多く感じられます。

ソール幅もそこそこスッキリ。
抜けの良さをイメージできます。
\新ジャンルの飛び系ブレード誕生 ブレード形状なのに、飛ぶ i500/
他クラブとの比較マップ
i500と他クラブの比較結果は、
『他社クラブのT200を低弾道にしたイメージ』
つかまりずらくて低弾道の為、マップの左下に位置します。

一般ユーザー口コミまとめ
一般ユーザーのGDO口コミの結論として、
『デザイン・満足度ともに高評価』といった結果でした。
- 満足度 :5/5点中
- デザイン:5/5点中
- コスト :4.5/5点中
※GDOサイトでは8件分の口コミの為、評価に偏りがあるかもしれません。
全体的な口コミについてですが、
まず、悪い口コミは『つかまらない』『打感が悪い』といった意見が見られました。
しかし、良い口コミは『良く飛ぶ』『曲がらない』『デザインがかっこいい』といった意見が多かった印象。
▼i500の良い口コミ▼
- シャフト:N.S.PROZELOS 7
- シャフトフレックス:S
- ゴルファータイプ:エンジョイ
- 平均スコア:83~92
- ヘッドスピード:43~46m/s
- 平均飛距離:261~280yd
- 持ち球:ストレート
- 弾道高さ:普通
コメント
https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000559054/reviews
■全体的な感想 このアイアンは、曲がらない。
ミスしてもフェースの向いている方向にまっすぐ飛ぶ。
それによく飛ぶ!打球音は高音で、打感は弾き系。
ヘッド形状はシャープでカッコいい!満足!
▼i500の悪い口コミ▼
- シャフト:ダイナミックゴールド120 S200
- シャフトフレックス:S
- ヘッドスピード:41~45m/s
- 平均スコア:90~99
- 平均ラウンド数:1か月に1回程度
コメント
https://mycaddie.jp/product/9448
飛び系に興味が出てきた為、購入。
ライ角が少しフラットな事もあってか捕まえた球を打つのが非常に難しく感じました。
球を操作するタイプではなく真っ直ぐ狙っていくタイプのアイアンな為、思ってるより少し右に出てそのまま戻りきらずという弾道になってしまい即中古ショップに売ってしまいました。
中空なので致し方ないですがペチンという打感も受け入れてられなかったです。
またストロングロフトな為、構えた際に強烈な違和感を感じてしまいました。
好みの分かれるアイアンなのではないかと思います。
※さらにi500の口コミは以下リンをチェック

\新ジャンルの飛び系ブレード誕生 ブレード形状なのに、飛ぶ i500/
クラブスペック
▼ヘッドスペック▼
番手 | 3I | 4I | 5I | 6I | 7I | 8I | 9I | PW | UW |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
*ロフト角(度) | 17 | 19.5 | 22.5 | 25.5 | 29 | 33.5 | 38.5 | 44 | 49 |
*ライ角(度) | 60 | 60.5 | 61 | 61.5 | 62 | 62.8 | 63.5 | 64.1 | 64.1 |
バウンス角(度) | 3 | 4 | 5 | 7 | 8 | 9 | 10 | 12 | 12 |
*標準クラブ長(inch) | 39.5 | 38.88 | 38.25 | 37.63 | 37 | 36.5 | 36 | 35.5 | 35.5 |
総重量(g)・バランス | 約386・C9(#7・N.S.PRO ZELOS 7・S) / 約409・D1(#7・N.S.PRO MODUS3 TOUR 105・S) |
▼シャフトラインナップ▼
シャフト名 | N.S.PRO ZELOS 7 | N.S.PRO 950GH neo | N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 | DG EX TOUR ISSUE |
---|---|---|---|---|
素材 | スチール | スチール | スチール | スチール |
フレックス | S | S | S | S200 |
重量(g) | 77.5 | 98 | 106.5 | 131 |
トルク(度) | 2.6 | 1.7 | 1.7 | – |
キックポイント | 先 | 中 | 元 | 元 |
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まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
i500アイアンは使う人を選ぶクラブでしょう。
しかし、使いこなせる人であれば、飛距離・直進性がある為、強力な武器になります。
またコスパも良く、アイアンセットが中古で¥3,3000台から手に入るのも嬉しい点。
そんなi500をトライしてみるものありでしょう。
最後に、同じ中空アイアンのテーラーメイドP790(2023)の記事もあるので、併せて読んでいただけると嬉しいです。
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