【試打日記】タイトリストT200(2023)は初心者向き?計測評価の結果

アイアン
ヒポ
ヒポ

タイトリストT200アイアンを試打したので、どんな方向けか口コミ・レビューします。

本記事をオススメする方
  • T200アイアンを検討中の方
  • 縦距離が揃う優しいアイアンをお求めの中上級者方
  • 『100切り目標』『100切り後のステップアップ』したい方

今回は『タイトリストT200アイアン』のレビュー記事になります。

T200を検討中や興味がある方は「T200ってどんなクラブ?』『初心者向き?』と思ってませんか?

そんな方の疑問やお悩みを解決し、クラブ選びをサポートします!

実際に試打計測した評価や口コミまとめで徹底解説は、
クラブ選びの参考になりますので是非読んでみてくださいね。

\構えやすさ・打感・精密な弾道とグリーンに止まる高さ!タイトリストT200アイアン

試打・評価の結論

先に結論からお伝えすると、
『縦距離が揃うトータルバランスが最高のアイアン』です。

しかし、
『スコアが120以上の初心者の方が扱うのは厳しい』と感じました。

主なターゲット層としては以下になります。

  • 100切り前後のアベレージゴルファー
  • 90切り、85切り目標のセミアスリート
  • やさしさを求めるアスリート

では、試打して感じたオススメする人・しない人をお伝えします。

T200アイアンをオススメする方
  • 飛距離のバラツキを抑えグリーンで止めたい方
  • トータルバランスが優れたアイアンをお求めの方
  • やさしさは欲しいけど、つかまりは抑えてほしい方
T200アイアンをオススメしない方
  • つかまるクラブを求めるスライサ
  • 飛距離を重視する方
  • 初心者の方

T200だとオーバースペック自分に合わないと感じる方はT350がオススメです!

\初心者・アベレージゴルファーにオススメ!『飛ぶ』『つかまる』『球が上がる』タイトリストT350/

【試打・口コミ】タイトリストT350(2023)初心者100切り向きクラブ
タイトリストT350(2023)を検討中の方、初心者ゴルファーや100切りを目指す方へ。この記事では、T350の試打評価やユーザーの口コミを通じて、その性能と使用感を詳しく紹介します。タイトリストT350(2023)は、あなたのゴルフに革命をもたらすかもしれません。この記事でその秘密に迫りましょう。

\構えやすさ・打感・精密な弾道とグリーンに止まる高さ!タイトリストT200アイアン

T200の試打評価(評価者ヒポ)

総合評価:7.7点

  • 飛距離   :8点
  • つかまり  :7点
  • 安定性   :8点
  • 上がりやすさ:7点
  • 直進性   :8点

T200アイアンの総合評価の結果は、
10点中7.7点といったまずまずの評価でした。

特に注目したい点はトータルバラン良さ

全ての項目でそつなくこなすクラブで、
前回モデルからやさしくなってる印象。

しかし、
球のつかまりは抑えられており、飛距離も普通でした。

T200アイアンの計測データ(計測者ヒポ)

ヒポ
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続いてはT200アイアンの試打計測データをご紹介します

クラブスペックとその他条件
  • ヘッド:T200
  • ロフト角:7番 30.5°
  • シャフト:N.S.PRO 105T
  • 弾道計測器:GARMIN Approch R10
  • ボール:レンジボール
    ※レンジボール補正なし
計測者ヒポのスペック
  • ドライバーヘッドスピード:40~43(標準的)
  • 7番アイアン飛距離:150yd
  • 持ち球:ドロー
  • 球の高さ:普通

▼計測データ▼

▼平均データ▼

ヘッドスピード(m/s)36.2
ボールスピード(m/s)45.2
スマッシュファクター1.32
打ち出し角度(°)18.6
打ち出し方向(°)2.86
バックスピン(rpm)7219
サイドスピン(rpm)379(スライス回転)
スピン軸の傾き(°)3.1(スライス回転)
最高到達点(yd)22
センターからのブレ(yd)6(右方向)
キャリー(yd)129
総距離(yd)137

計測データは以上です。

平均ヘッドスピードは36.2m/s・ボールスピードは45.2m/sスマッシュファクター(ミート率)も1.32でした。

では、上記を踏まえて各データ項目を見ていきます。

飛距離

※レジボール補正なし
コースボール想定で、約10%程度飛距離が伸びるとされています。

飛距離の結論として、

『飛距離は普通な飛距離データ』

しかし、飛距離の幅は約130yd~149ydで、オフセンターヒットでも飛距離が落ちず、縦距離が揃う点は素晴らしいです

また、バックスピン量は7,219回転で最適でした。

その他試打結果

◆7I飛距離の基準
140yd前後:△

150yd前後:〇
160yd前後:◎

  • レンジボール飛距離
    最長飛距離:149yd
    平均キャリー:127yd
    平均総距離:137yd
  • コースボール想定
    最長飛距離:164yd
    平均キャリー:139yd
    平均総距離:150yd

以上の結果から想定すると、

アイアンでも飛距離を求める方には不向き。
しかし、
安定した飛距離でグリーンオン率を高めたい方には向いているでしょう。

弾道イメージ(つかまり・直進性)

弾道イメージの結論は、
つかまりはニュートラルで、左右どちらの球筋も出る

また、
タイトリストのT100・T150と比べると直進性は高く感じるでしょう。

◆ストレート

◆プッシュストレート

◆ドロー

T200アイアンは右の弾道が多めで、つかまりが抑えられたクラブ。
ただし、球筋は全ての方向に飛んでおり、方向の安定性はあまりありませんでした。

サイドスピン量を見ても、平均323rpm・多い時667rpmと右回転方向が多い印象。

結論はつかまりは抑えられている為、
左のミスが嫌なフッカーには相性がいいアイアンでしょう。
逆に、

球が捕まらないスライサーは避けるべきアイアンと言えます。

ボールの上がりやすさ

球の上がりやすさの結果として、
球の上がりやすさは普通か若干低め』といった結論。

しかし、
バックスピン量は最適で打ち出し角も最適な結果が出ました

では、上がりやすさを評価する『打ち出し角度』『最高到達点』『バックスピン量』を見てみます。

ZX5試打結果詳細

平均打ち出し角度:18.6°
(7iの適正打ち出し角15~20°)

平均最高到達点:22yd
(7iの適正最高到達点25yd)

◆バックスピン量:7,219rpm
(7iの適正バックスピン量:7000回転前後)

以上の結果から、

球の高さではなく、バックスピン量でグリーンに止めていくアイアンでしょう。

打感・打音

打感・打音としては、

まず、打感は
芯を食った時は『柔らかく弾き感』があり、芯を外した時でも極端に硬さを感じる事はありません。

次に打音は
若干『パキッ』といった様な中空の独特な打音でイマイチでした。
慣れれば問題ないと思いますが、キャビティやマッスルバックを使用している方は気になるでしょう。

※以下は打感や打音を確認できる試打動画になります

構えやすさ・デザイン

ヒポ
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ここでは構えやすさとデザインについてお伝えします

▼構えやすさ▼

上から見た構えた見え方はこの様な印象。

ちょい飛び系アイアンのとは思えない、すっきりした顔立ちで構えやすかったです。

ボールを置いた時の構えた感じはこの様な見え方。

ストレートネックの為、捕まり重視ではない印象を受けます。

▼デザイン▼

バックフェースは、タイトリストロゴ・モデル名等が施されシンプルかつ洗練されたデザイン。
前作T200と比べてもデザイン性が更に向上し、キャディバックに入れていて、テンションが上がるクラブ間違いなし!

\構えやすさ・打感・精密な弾道とグリーンに止まる高さ!タイトリストT200アイアン

クラブ情報

ヒポ
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続いてヘッド・シャフトのクラブ情報をお伝えします

▼ヘッドテクノロジー▼

◆打感が飛躍的に向上

再設計された剛性の高いボディ構造と進化したマックスインパクトテクノロジー、新しい鍛造デュアルテーパーフェースにより、フェースの広範囲でツアーレベルのフィーリングをプレーヤーにもたらします。

◆弾道を最適化する高密度タングステン

D18高密度タングステンと航空産業で採用される最新のロウ付けプロセスによって、ヘッドパーツの溶接点を無くすことで、より精密な重心設計を実現。
さらに高い慣性モーメントと最適なインパクト条件をプレーヤーに提供します。

▼クラブスペック▼

番手56789PW
ロフト角24°27°30.5°34.5°38.5°43°48°
ライ角62°62.5°63°63.5°64°64.5°65°
クラブ長さ3837.53736.53635.535
クラブ重さ
NS PRO 105T
約409g約422g
クラブ重さ
NS PRO 880AMC
約397g約416g
クラブ重さ
TENSEI AV BLUE
約376g約392g

▼グリップ▼

口径重さ
M6050g

\更に詳細はタイトリスト公式サイトをチェック/

T200|アイアン|ゴルフクラブ|Titleist|タイトリスト 日本公式サイト
PLAYER'S DISTANCE IRON ー 構えやすさ・打感・精密な弾道とグリーンに止まる高さ

\構えやすさ・打感・精密な弾道とグリーンに止まる高さ!タイトリストT200アイアン

T200(2023)の一般ユーザー口コミ

ヒポ
ヒポ

こちらでは一般ユーザーのT200口コミを紹介します

良い口コミ▼

■全体的な感想 T300(Modus3 105)からの買い替えです。
初ラウンドにも関わらずいつもより明らかに方向が安定してベストスコアが出ました。
T300よりは打点ミスにシビアですが、私の腕前(たまに100を切るくらい)でもなんとか打ちこなせる程度です。
T300と違ってオフセンターショットなりに飛距離が落ちるので大きなミスになりにくいと感じました。
引っ掛けて左へぶっ飛びや右にすっぽ抜けは明らかに減りました。
5から7番はちょっと軽く感じますが振っても先がしっかりしています。
48度はほぼ同じフィーリングでむしろややしっかりしています。
■デザイン 全体的にシャープでカッコイイです。最初は小ぶりな見た目が難しく感じられましたが(特に5番)、案外すぐに慣れました。
バックフェースの非金属素材はやや傷が付きやすく心配です。
■飛距離 T300よりロフトが2度寝ていて飛距離はやや落ちました(7番で160→155)が、想定より飛び過ぎることがなく手前から攻めやすいです。
■打感 T300との比較ですが芯で捉えたときに弾き感が少なくなり心地良いです。
打点ミスが打感でわかりやすくなったので練習時にミスショットを把握しやすくなりました。
■方向性 シャフト効果かヘッド効果かわかりませんが明らかに安定しました。
T300はややヘッドのトゥ側が球を捕まえに行くような挙動があって気持ち悪かったのですが、T200ではそれがなくなり方向が狙いやすくなりました。
オフセンターショットでちゃんと飛距離が落ちることもあってミスショットが大きなトラブルになりにくい気がします。
■弾道高さ 十分高く上がり、イメージ通りにグリーンで止まってくれました。

https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000648101/reviews?p=2

▼悪い口コミ▼

現在同社のMBを使っているのですが、当然ながらそれよりは飛びます。
が、正直飛距離のバラつきが大きすぎて、安心して使えません。
芯を食った時と芯を若干外した時で20ヤード程違いました。
シャフトは適度な重量感と動きで申し分なく、構えた顔もすっきりしていてきまっていたのですが、残念です。

https://shop.golfdigest.co.jp/newshop/f/dmg_0000648101/reviews?p=2

※GDO公式サイトより引用。

GDOサイトの満足度は5点中4.4と高評価。

その中の意見として多く寄せられていた良い意見は、
球が上がりやすい」「曲がらない」「デザインが良い」といった意見です。

逆に悪い意見は「見た目がシャープ過ぎる」「打音が良くない」といった内容が寄せられていました。

\さらに口コミを見たい方は以下リンクをチェック/

口コミ・評価|T200 アイアン(5本セット) N.S.PRO 880AMC(アイアン(セット))|Titleist(タイトリスト)(0000648101)
T200 アイアン(5本セット) N.S.PRO 880AMC(アイアン(セット))の口コミとレビュー評価を掲載しています。実際に商品を購入使用したお客様からのカスタマーレビューをご覧ください。|T SERIES(ティーシリーズ)|Titl...

まとめ

ヒポ
ヒポ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

T200アイアンをオススメする方
  • 飛距離のバラツキを抑えグリーンで止めたい方
  • トータルバランスが優れたアイアンをお求めの方
  • やさしさは欲しいけど、つかまりは抑えてほしい方
T200アイアンをオススメしない方
  • つかまるクラブを求めるスライサ
  • 飛距離を重視する方
  • 初心者の方

今回の記事は『タイトリスト T200アイアン』の口コミ・レビュー記事でした。

T200アイアンは中・上級者の方にはやさしく感じられ、トータルバランスが良い完成度の高いクラブ。

そして、タイトリストはデザイン性が高く、キャディバックに入れてるとテンションが上がり、ゴルフに行きたくなるでしょう!

また、T200だとオーバースペック・自分に合わないと感じる方はT350がオススメです!
併せて読んでいただければ嬉しいです。

\構えやすさ・打感・精密な弾道とグリーンに止まる高さ!タイトリストT200アイアン

◆シャフト:N.S.PROモーダス3ツアー105

◆シャフト:N.S.PRO880 AMC

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