ショートスイングでスコアアップ!プロが実践する効果的な練習メソッドとは?

練習

皆さんはゴルフをしていてこんな悩みありませんか?

  • ミート率が悪くて距離がバラつく
  • 再現性がなくて全然安定しない
  • アプローチショットを上手になってピンに寄せたい

もし、こちらの全てが良くなるような練習があるのであれば、ぜひ取り組みたいですよね!?

結論からお話しするとそれはショートスイングです!

「ショートスイングなんて楽しくないからやりたくないよ!」と思われる方は多いと思います。もちろん僕もそう思います。

でも、つまらない基礎だからこそ、とても重要な要素が詰まっていて自分のスイングを良くしてくれる練習です。

この練習を取り組み続けると【ミート率の向上】【再現性の向上】【アプローチショットの向上】に繋がり、スコアアップを実現できます

そして、スコアアップにより今よりもゴルフを楽しめたり、達成感を感じられる思います。

また、トッププロの片山晋呉選手はこの練習を1日に何時間も練習する事でも有名であり、この様なトッププロの選手でも取り入れている重要なゴルフの基礎が詰まった練習です。

はじめくん
はじめくん

ショートスイングってどんなスイング?

それにコースではフルスイングばかりだから、

フルスイングだけ練習しておけばいいんじゃない?

ヒポ
ヒポ

フルスイングばかりだとダメだよー!

スイングの基礎でとても重要なショートスイングについて解説するよ!

ヒポ
ヒポ

こちらの内容はショートスイングを知らない初心者の方に向けたない様なので、すでに知っている方は飛ばしていただいて大丈夫です。

ショートスイングとは右腰までの高さまでバックスイングして、左腰の高さまででフォロースイングする事を言います。

こんな簡単そうなスイング練習が必要なの?と思うかもしれませんが、このスイングの練習は絶対にやるべきです!

では日常の運動に例えるとショートスイングが歩くことでフルスイングが走る事にだと考えたら、上手く歩くことが出来ない人がいきなり走ったら転んで怪我しますよね?!

ゴルフでも同じことで、特に初心者の方はフルスイングからいきなり練習すると上手く当たらない、当たっても左右に飛んでいくといった事になります。

だからショートスイング(歩くこと)を練習してから、フルスイング(走ること)を練習してください!

以上の様に特に初心者の方はまず小さい振り幅でスイングスピードがコントロールできるショートスイングから練習する事をオススメします。

ショートスイングのメリット

  • ミート率の向上
  • 再現性の向上
  • スイングの調整効果
  • アプローチショットの上達
  • トラブルショットの向上
はじめくん
はじめくん

ショートスイングのメリットってこんなにあるんだね!

なんでこんなにあるの?

ヒポ
ヒポ

ショートスイングはスイングの最も重要な部分だからなんだよ!

ショートスイング=ビジネスゾーンが上達すればショットが全体的に上達するってことなんだ!

ミート率の向上

まず、ショートスイングを反復練習することでミート率の向上が図れます。

ショートスイングはフルスイングよりも振り幅が小さくスイングスピードも遅い為、フルスイングよりもシンプルなスイングであり、ショットのフィードバックを受けやすいといったメリットがあります。

例えばショートスイング練習をしていてると、ミート率の良い時・悪い時の違いが分かりやすく、ショットのフィードバックを受けやすいと言えます。いい当たりの時は「下半身リードで打てた」とか、悪い当たりの時は「上半身から打ちにいった」など、新たな気付きや試行錯誤を繰り返しミート率の向上を図ることが出来ます。

また、慣れていくと打感や打音で良い当たり悪い当たりも判断できるようにもなっていきます。

この様に、ショートスイングを反復練習していく事でミート率が向上していきます

再現性の向上

ショートスイングをすると全てショットの再現性の向上にもつながります。

理由としてはショートスイングは腰から腰のスイングで、手を使わずに身体を使ってショットする練習を何度も反復練習します。これにより手を使わずに身体でスイングする動作やコツを身体に覚えさせていき、再現性の高いスイングに近づいていくことで、自然とすべてのショットの再現性が向上します。

逆にショートスイングで再現性が悪い人は、フルスイングでも再現性は悪いです。

イメージすればわかりやすいと思いますが、スイングスピードも遅く、振り幅の小さいショートスイングで再現性よくショットできないのに、ショートスイングよりもスイングスピードも速く、振り幅も広くて難易度の上がるフルスイングで再現性よくショットができるとは思えませんよね。

この様にショートスイングを何度も反復練習することこで、ショット全体の再現性の向上にもつながりますし、再現性が向上する事でスコアアップも図れます。

スイングの調整効果

スイングの調整効果とはラウンドに行った後や練習していて調子が悪くなった時にショートスイングをする事で調子を戻せることがあります。

どうしてもフルスイングばかりしていると徐々に自分の悪い癖が出てきたり調子を崩しがちになります。皆さんも経験したことがありませんか?例えばフルスイングばかり練習していて調子が悪くなった事やコースでラウンド後に調子が悪くなった事とかです。

ゴルフの練習やコースに行くとどうしても調子の良し悪しが出てきます。悪い時にいつもの自分のスイングに帰れる練習や対処法があることはとても大切です!!

アプローチショットの上達

ショートスイングの練習をすると小さい振り幅を練習している為、フルスイングばかり練習している時と比べると小さい振り幅の感覚や飛距離等を掴め、アプローチショットの成功率が良くなります!

また、ミート率や再現性が高くなる為、自然とアプローチショットのミート率や再現性も高くなります。

この様にショートスイングを練習するとアプローチショットも上達していきます。

ちなみにアプローチショットが良ければ、スコアをまとめ易くなりベストスコア更新に大きく役に立つのでこういった観点からもショートスイング練習はすごくおすすめです!!

トラブルショットの向上

トラブルショットの向上としてはコースに行くとフルスイング等の振り幅が大きなショットができないようなシチュエーションがあり、ショートスイングでトラブル回避をする必要があります。

そういったショートスイングが必要な時に、何も練習していなくコースでいきなりショートスイングするとミスショットになりやすいです。

例えばですが、ゴルフコースに行くとドライバーを曲げて林の中からショートスイングで低い球を打たなければいけないようなシチュエーションが出てきます。それは初心者であれば回数も多くなると思います。

そういったトラブルショットでショートスイングの技術が求められた時に1打で出すのか、何打も打ってしまうかではその日のスコアや気分も全然変わってきます!

その為、もしものトラブル時の為に、ショートスイングを練習しておく必要性があります!!

ショートスイングのやり方とポイント

はじめくん
はじめくん

ショートスイングが重要なのはわかったからやり方を教えてよ!

ヒポ
ヒポ

じゃあショートスイングのやり方とポイントをわかりやすく解説していくね!

ショートスイングのやり方

使用するクラブはピッチングウェッジを使用しましょう。

アドレスのスタンスは幅程度に足を開きます。次にクラブとボールの位置は体の真ん中にセットします。そして右腰までバックスイングを行い左腰までフォロースイングをするといったシンプルな動きになります。

ショートスイングのポイント

  1. 手と体の同調
  2. 体の動かし方
  3. 力感及びスイングスピード

手と体の同調

ショートスイングをする時に必ず意識しほしいのは手と体の同調です!(手と体の三角形を崩さない動き)

人間はどうしても動かしやすい手から動かしてしまいます。そうすると手と体の同調が崩れてミスショットにつながります。

そのことからいつでも身体の中心の前に手・クラブがある状態を意識してショートスイングしましょう!!

体の動かし方

先ほど手と体を同調する事が大切と解説しましたが、ではどうやったらその動かし方が出来るの?思いますよね。

それは下半身の足・腰を先行し回転させて、下半身の動きに連動して上半身が胸・肩・手がついてくるように動かすとミート率や再現性の高いショートスイングになります。

人それぞれで表現方法や意識しているポイントは違いますが、

僕のやり方で結論として足踏みの延長でショートスイングをしているイメージです。

具体的に説明すると、テークバックで右足に踏み込み、膝を伸ばして腰を回すと上半身がついてきて、次にダウンスイングからフォロースイングでは、左足に踏み込み左ひざを伸ばして、腰を回すと下半身がついてくる様なやり方をしています。

個人でそれぞれのやり方やポイントの違いはありますが、手を使わずに足・腰・胸を再現性の高い様にクラブを動かすことで、ミート率や再現性の高いショートスイングができます。

力感・スイングスピード

ショートスイング時の力感及びスイングスピードは5割~7割で練習しましょう。

理由としてはショートスイングの目的でミート率の向上・再現性の向上・スイングの調整効果があります。

速いスピードでやればやるほど自分の体がどうやって動いているのか、正しく動いているのかがわかりにくくなり、ショートスイング練習をただやっているだけになる恐れがあります。

その為、力感やスイングスピードを5割~7割にセーブして自分の身体やスイングと会話しながら練習できると練習効率が格段に上がります!!

▼参考動画▼

ショートスイング効果上げる練習器具

ここではショートスイングの重要な要素でもある手と体の同調を身に着けやすくなる練習器具を紹介します。

練習器具を使用してショートスイングの練習効果を上げてみてはいかがでしょうか。

トライアングルトレーナー

こちらの練習器具はバンドに腕を通して腕と体の三角形をキープして練習する器具になります。

コスパが良く手と体の同調を意識出来る良い練習器具です!

使用方法はトライアングルトレーナーに両腕を通して、スイングするだけの練習器具です。

この練習器具の良い点は安いくて簡単に使用できて、練習効果も上げてくれる点です。良くない点は装着した姿ダサい点になります。


まとめ

▼ショートスイングのメリット▼

  • ミート率の向上
  • 再現性の向上
  • スイングの調整効果
  • アプローチショットの上達
  • トラブルショットの向上
はじめくん
はじめくん

今回のショートスイングはスイングの基本でたくさんのメリットがあるんだね!

僕も今度打ちっぱなしに行ったら試しに練習してみるよ!

ヒポ
ヒポ

それはとてもいい心がけだね。

ショートスイング練習を1回きりだけではなく継続して練習するといいよ。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

今回はショートスイングについて解説しましたが如何だったでしょうか。

ショートスイングはスイングの全てが凝縮されていると言われるほど重要なスイングです。この練習を上級者やプロならほとんどの人が取り組んでいる練習、もしくは一時期はこの練習をばかり取り組んでいた人が大多数です。

もちろん僕も打ちっぱなしやラウンド前の練習でも必ず取り組んでいる練習で、ゴルフの練習でなくてはならない練習です。今ではこの練習をしないと心配に思ったり気持ち悪いくらいまで習慣化されています。

効果としてもこの練習を始めてからはミート率や再現性が上がり、特にアプローチショットではピンに寄せれる回数であったり、イメージ通りのショットを打てる確率も上がりました。

このように上達したければショートスイングは避けては通れない練習の為、初心者の時にこの練習を始めていれば上達スピードも上がります。もし僕が初心者に戻って練習できるなら絶対にやる練習です。

今回の記事でショートスイングについて少しでも興味を持たれた方がいれば、試しにショートスイングを練習してみてはいかがでしょうか?もしかしたら上達のヒントや悩みを解消するポイントが見つかり、スコアアップに繋がるかもしれません。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!!

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