AP2 716ってどんなクラブなの?
じゃあ使用者のヒポがAP2 716について解説するよ。
今回の記事は上記のような方に向けて、『タイトリスト AP2 716』の口コミ・評価をしました。
さて、タイトリストAP2 716をリアルユーザーの率直なメリット・デメリットを先にお伝えします。
AP2 716を愛用して感じた事はトータルバランスに優れており、初心者以外のゴルファーであれば、推奨できるクラブになります。
しかし、何かに特化したクラブではない点・すごく優しい部類のクラブではない為、初心者にはオススメできません。
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初心者には不向き!タイトリストAP2 716の忖度なし口コミ
▼ヒポの口コミ▼
ここでは3年以上、愛用しているヒポの口コミを紹介します。
名器と呼ばれるAP2 716を3年以上使い続けての感想は、「幅広いプレイヤーにずっと使い続けられるアイアン」と感じてます。
ただし、初心者には不向きなクラブと言えるでしょう。
理由としては、良い点は嫌な点が無くて、なんでも出来るクラブ。
悪い点は初心者にとっては優しさは最新クラブより見劣りする。
以上の事から初心者以外の方であれば、AP2 716はずっと使い続けれるアイアンです。
▼市場の口コミ▼
次に他ユーザーの口コミを紹介します。
他ユーザーの口コミを見ると、悪い評価としては飛距離が出ない、AP2 714との違いが分からない等の意見がありました。
しかし、良い口コミでは見た目や許容性等が評価され、総合評価は5点中4.6点と高くなっています。
以上の事から、市場の評価も悪い評価はありつつも全体的には良いクラブと評価です。
AP2 716アイアンを使用しているヒポの評価
ここからはAP2 716の評価を詳しく解説していきます
▼総合評価▼
AP2 716の総合評価としては以下の様になります。
タイトリストAP2 716の総合評価の結果は10点中8.1点といった高得点です。
特に注目したい点は打感が良く、芯を食った時には柔らかな打感を味わえます。
デザイン性もシャープな見た目でカッコよく、それなりに優しさを感じられるトータルバランスの良いクラブです。
また、トータルバランスの良さはタイトリストもGold standardと評しており、インフルエンサーのゴルフライター鶴原さんも絶賛しています。
しかし、飛距離性能は通常ロフトであまり望めず、飛距離を求めるなら違うクラブを選択すると良いでしょう。
ヒポによるAP2 716アイアン計測データ
AP2 716について計測データを見ながらレビューしていきます。
▼計測データ▼
◆平均データ
ヘッドスピード(m/s) | 33 |
ボールスピード(m/s) | 44.7 |
スマッシュファクター | 1.4 |
打ち出し角度(°) | 20 |
打ち出し方向(°) | 1.1 |
バックスピン(rpm) | 4560 |
サイドスピン(rpm) | -57.8 |
スピン軸の傾き(°) | -0.7 |
最高到達点(yd) | 23 |
センターからのブレ(yd) | 3.7 |
キャリー(yd) | 139 |
総距離(yd) | 150 |
計測データは以上の様になってます。
ヘッドスピードは33m/sでボールスピードは44.7m/sになっており、成人男性の平均的な数値です。
また、スマッシュファクターも1.4で、アマチュアが参考に出来る数値と言えます。
では、続いて飛距離性能を見ていきます。
▼飛距離▼
飛距離を見てみると、最大飛距離は163ydです。
平均キャリーは139yd・平均総距離は150ydになっており、通常ロフトの飛距離性能としては普通と言えます。
しかし、飛距離の幅を見ると約160yd~135ydに収まっており、多少のミスヒットでも極端に飛距離が落ち込みません。
以上の事からに飛距離性能は普通で、それなりに安定して飛ばしてくれるクラブです。
▼弾道イメージ▼
先に弾道イメージの結論からお伝えすると
ボールの上がりやすさはそこそこで、左右の曲がり具合はニュートラルです。
◆許容性・ボールの上がりやすさ
AP2 716はトゥ・ヒールに精密鍛造(Co-Forging)された高比重タングステンウェイトにより、オフセンターヒット時にも高い許容性とボールの上がりやすさを実現。
まず、ボールの上がりやすさですが、上がりやすさを評価する『打ち出し角度』『ピーク時の高さ』を見てみます。
平均打ち出し角度は20°で、最高到達点は23ydです。
(女子プロ7番アイアンの最高到達点26yd)
以上の事から、球はそれなりに上がりやすさを証明しています。
次は左右の弾道イメージを見ていきましょう。
◆ストレート軌道
◆スライス軌道
◆フック軌道
この様にストレート、フック、スライスの弾道を打てます。
サイドスピン量を確認しても、800回転~ー700回転で平均-57.8回転と少ないです。
このことから、どちらの方向にも打てるのが数値でわかります。
逆に、弾道を揃えたい方には不向きと言えるでしょう。
また、実際のラウンド・練習場での使用感は、難しいアイアンと感じず優しさを感じる反面、
ミスにもそれなりに反応するクラブと感じています。
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クラブ情報
続いてヘッド・シャフトのクラブ情報をお伝えします。
▼クラブスペック▼
番手 | ♯5 | ♯6 | ♯7 | ♯8 | ♯9 | ♯PW |
ロフト角(度) | 26 | 29 | 33 | 37 | 41 | 45 |
ライ角(度) | 62 | 62.5 | 63 | 63.5 | 64 | 64 |
標準クラブ長さ(inch)※1 | 38 | 37.5 | 37 | 36.5 | 36 | 35.75 |
クラブの重さ(g) | 413 | 422 | 432 | 442 | 452 | 459 |
▼その他スペック▼
スイングウェイト | D2 |
シャフト重量(g) | 132~105 |
シャフトトルク | 1.4~1.8 |
素材 | 軟鉄、タングステン・ニッケル(#3~7)、ステンレス |
製法 | 鍛造 |
グリップ | ゴルフプライド ツアーベルベット・ラバー・360°(M60/50.0g) |
▼シャフトスペック▼
標準仕様は3種類のスチールから選ぶことが出来ます。
Titlist オフィシャルサイト より引用
▼更に詳細はTitlist公式ホームページでチェック▼
まとめ
今回は『タイトリスト AP2 716』の口コミ・評価でした。
AP2 716は標準的なクラブの為、自分のクラブの基準(考え方)を作るには最適と言えます。
例えばAP2を使用して、優しいクラブがいいなら優しさに特化したクラブ、飛距離なら飛距離を特化させれば良いでしょう。
この様に自分のクラブの基準(考え方)が決まっていない方は、AP2を使用し比較する事でクラブの基準(考え方)が決めれます。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
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