ゴルフを始める時にまずクラブを揃えよう思いますが、しかし、自分に合ったクラブを選びたいけど難しいですよね。そこで今回は初心者さんに必要なクラブの知識を紹介いたします。
以前、ゴルフクラブについてお伝えしましたが、今回はさらにクラブについて深堀をしていくよ
ゴルフクラブなんて打てればいいんじゃないの?
クラブによってフィーリングや球筋などが変わってきて
スコアに直結するから是非理解しておこう!!
こんな人におすすめ
- 初心者でクラブを購入する前の人
- 自分に合ったクラブを選びたい人
- 始めたばかりでクラブの知識を広めたい人
ドライバー選びのポイント
- ロフト角
- 総重量とバランス
- ヘッド体積
- フェースの厚さ
総重量とバランス
総重量はクラブの重さでバランスはクラブ全体の重心位置を表した数値にした表記
この二つの数値は振り心地と飛距離に影響が出る数値でヘッドスピードが速い人は総重量が重くバランスが高い物を選ぶと良く、ヘッドスピードが遅い人は速い人の逆になりやすいです。
例)ヘッドスピード速い人:総重量 325g バランス D3
ヘッドスピード遅い人:総重量 290g バランス D1
ロフト角
直角に対してフェース面がどれくらい上に向いているかの角度。
ロフト角が大きくなると球が上に上がりやすく、小さいと球が低く出やすい為、選ぶポイントとしてはヘッドスピードが速い人はロフト角が小さい数値の物で遅い人はロフト角の大きい物を選ぶことをおすすめします。
ヘッド体積
ヘッド体積とはクラブヘッドの大きさです。
大きいとスイートエリアが広くなり安定性や直進性が良くなる傾向にありますが、逆に操作性や振り心地といった部分が損なわれる関係性があります。
車で例えると大きい車は真っすぐ安定して走りますが小回りは苦手といったそんなイメージです。
フェースの厚さ
フェースの厚さで厚いフェース(ディープフェース)と薄いフェース(シャローフェース)と種類があり、基本的に薄いフェースはヘッド重心が低くなりやすい為ボールが上がりやすくなる傾向があります。
初心者の場合
平均的なヘッドスピードの初心者・初級者の方であればロフト角が大きく、ヘッド体積が大きく、フェースが薄いドライバーを選ぶのがおすすめです。
アイアン選びのポイント
- ヘッド形状
- ロフト角
- ネック
ヘッド形状
アイアンのヘッド形状にも種類があり、キャビティバック、マッスルバック、中空と3種類あります。
キャビティバックはバックフェースくり抜いた形状でその分重量を周辺に配分できる。スイートエリアが広く重心も低くしやすいことからやさしくなりやすいタイプ
マッスルバックはバックフェース部分に肉を持った形状で重心距離が短くミスヒットに弱いが打感がよく、小ぶりのヘッドで操作性が良い。プロや上級者に向いています。
中空アイアンはヘッド内部が空洞になっており重心が深くなりやすくミスに強いがキャビティバックに比べると球は低く出やすく飛距離を伸ばしたい方に向いています。
ロフト角
アイアンでもロフト角はドライバーで説明した内容です。
7番アイアンを基準にすると27°前後なら飛距離優先の飛び系アイアン、30°前後くらいならちょい飛び系アイアン、33°以上だと操作性重視のプロや上級者向きのアイアンです。
ネック
シャフトの中心線に対してリーディングエッジが前に出ているものか後ろにさがっているものによってタイプが分かれます
ストレートネックはリーディング前に出ているもので特徴はボールのつかまりが抑えられるタイプです
グースネックはリーディングエッジが後ろにさがったものでヘッド重心が後退したことでボールのつかまりが良いタイプです。
フェアウェイウッド・ユーティリティー選びのポイント
- ロフト角
- クラブ重量
ロフト角
ユーティリティーでもロフト角はドライバーで説明した内容と同様です。
しかし、クラブを選ぶ時に必ずアイアンとドライバーの間を埋めるロフト角でセッティングするといいでしょう。
フェアウェイウッドは3番:15°前後 5番:18°前後 7番:21°前後
ユーティリティーは3番:19°前後 4番:21°前後 5番:24°前後
ロフト角が少なるにつれて長さも長くなり、球が上がりにくくなる傾向があります。
初心者・初級者の場合はフェアウェイウッド5番を入れてユーティリティーを5番・4番を2本か5番ユーティリティーを1本入れるやさしいセッティングにするといいでしょう。
クラブ重量
クラブ重量も上記のアイアンとドライバーの間を埋める重量でセッティングするといいでしょう。
重量フローといって約10g刻みで重量を階段にしてセッティングするのがセオリーです。
例えばドライバが300gだとしたら5番ウッドは310gユーティリティーは320gといったようにするといいでしょう。
ウェッジの選び方
- ロフト角
- バンス角
- ソール
ロフト角
ロフト角も他クラブと同様の内容ですが、こちらはアイアンのピッチングウェッジのロフト角から4°刻みか6度刻みにすると良いでしょう。
理由としてはロフト角の飛距離が4°で10ヤード変わってくる為、4°刻みにすると10ヤード間隔になり、6°刻みにすると15ヤード間隔になります。
例)ピッチング:46°→ギャップウェッジ:50°→アプローチウェッジ:54°→サンドウェッジ:58°
バンス角
バンス角はリーディングエッジからソールの頂点まで角度の事でこのバンス角度があるとリーディングエッジが芝や砂に刺さらずスムーズにクラブを滑らせてくれます。
また、この角度が大きい程ソールが滑りやすいのでやさしいモデルとされています。ただし、バンス角が逆に邪魔になるシチュエーションであったり、打ち方をしたい時がある為プロや上級者はバンス角を小さい物を選ぶ傾向があります。
ハイバンス:12°~16°
ローバンス:0°~8°
ソール
ソールは幅や形状それぞれ違ったものがあり、
幅の広い物はソールが滑りやすい為初心者・初級者向けです。薄い物は操作性がいい為上級者向けです。
形状でも様々な種類や特徴がある為、初心者・初級者の場合はバンスをきかせやすい形状であったり自分が打ちやすいと思った形状を選ぶと良いでしょう。
パターの選び方
- ピン型
- マレット型
- ネオマレット型
- L字型
ピン型
ピンアンサーをモチーフにしたものでトゥとヒールに重量配分してミスヒットに強くなりやすい
マレット型
かまぼこ型の形状で重心が深くなりやすく左右にパターがずれにくい為、直進的なストロークをしやすいが打感に乏しいモデルが多い。
ネオマレット型
フランジ部分をマレット型から変形させた形状で視覚的に方向性を出しやすいが、こちらも打感に乏しいモデルが多い。
L字型
ネックがヘッドのヒール部から出ている形状でミスヒット弱いが、操作性が高くフィーリングを重視するプレーヤーが好む傾向がある。
まとめ
ここまでご一読いただきましてありがとうございました!!
今回はゴルフクラブ選びのポイントで各クラブの形状や特徴等をご紹介しました。
ゴルフクラブはゴルフスコアに直結するとても大切なアイテムです。クラブによってスコアやゴルフの成長に影響があります。
クラブを購入時は必ず試打をしてフィーリング・データ・コスト等を総合的に比較して自分に合ったゴルフクラブを選択出来るようにしたいものですね。
また、別の機会でクラブ購入の流れや注意点をまとめた記事を書いてみますね!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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